学校の桜
桜の花は咲きかけたら早い。こんなことは昔から言い尽されていることだが、うちの近所の桜もここ1週間くらいの間に急に花が開いてきた。今日は朝の散歩の時、桜の花に注目しながら歩いてみたい。
いつも仕事の行き帰りに通る公園の横に小学校がある。塀の向こうに見える校庭の桜もきれいに咲いていた。
桜の向こうに校舎が見えるというのもいいものだ。地球温暖化の影響で桜の花が咲く時期も昔より早くなった。昔は入学式で、校長先生や新入生の言葉の定番が「校庭の桜の花も開き」というものだった。今が満開なので、もう入学式のころには散っていることだろう。
神社の桜
近所の八幡神社の桜も見事に咲いていた。この神社の門の横の桜は、私が子供の頃からこの場所に咲いている。学校と桜、神社と桜、どちらもよく似合う。
城跡の桜
城跡の桜がちょうど満開だろうと思って、今日は仕事の帰りに足を運んでみた。郡山城跡は、奈良県の桜の名所の一つで、新聞の桜の開花情報にも載っている。ブログを見返してみると、城跡から堀端の道という散歩コースを歩くのは、3月16日以来。ということは10日ほど経っている。この前歩いた時はつぼみもほころびを見せてでいなかったが、梅と違って桜は少しの間大きく姿が変わる。
そう思って足を運ぶとまさに満開だ。城の堀や石垣と桜もなかなか相性がいい。今日は6時前でやや曇っていたのであまりきれいに撮れていないのだが、それでもいい風景だ。
下の写真は、城の追手向櫓の横に咲く桜。絶好の撮影ポイント。
ちょうどお城祭りという催しをやっているところで、屋台がたくさん出ていた。この3年間、こういった風景から遠ざかっていたが、コロナも収束して屋台で食べ歩きながら、桜を見物するというのもいい。
城跡から公園の横を抜けて、休日の朝よく散歩する堀端の道にでた。カはもうほとんどいないかと思ったら、まだ結構な数がん残っていた。堀端の桜が咲いて、ヒドリガモやハシビロガモ、オオバンが泳ぎ、その向こうにダイサギだろうか。白いサギが気に群がっている。
それから堀端の桜の木のそばに、真っ赤な花が咲いていた。これは何だろうかと調べてみたら、ハナモモのようだ赤い色が、桜の花の横でもひときわ鮮やかで、目立っていた。