散り始め
日曜日の朝。今日も気温が高く陽春という感じだ。朝の散歩は城跡から堀端の道というコース。木曜日に満開だった桜がどうなっているかと思いながら歩いた。
たった三日なのに、少し散り始めていた。木曜日は、花びらがぶ厚く木の周りの空間を覆っているといった印象だったが、花が減って緑の葉が見えている木もある。
今日は日曜で、お城まつりはにぎわうだろうが、早朝は静かなものだ。営業前の露店のテントが並んでいる。この土日は雨の心配がないので、売り上げは上がるのだろう。コロナが収束してかなり平常モードに戻ってきた。
堀端の桜も、少し散り始めていた。ただカモたちはまだ残っている。冬場はヒドリガモとハシビロガモが二大勢力だったのが、今はヒドリガモだけ。旅立つのが少し遅いのだろうか。
鳥といえば、ツグミが草の上を歩いていた。冬鳥なのに４月の声を聞いても残っているのだろうかと思い去年のブログを見返すと、去年も４月に見かけていた。
手近なところで
私は土日と木曜が仕事休みなのだが、次の木曜は雨予報も出ていることもあり、桜を見るのもそろそろ今日くらいまでだろう。県内でも、奈良公園や吉野、高田の千本桜などの名所で今年まだ行っていないところがある。ただ、有名どころは休日、人で混雑するので、今日はバイクで１５分以内くらいの手近なところで今年の桜の締めにしようかと思う。
ファミリー公園
ファミリー公園は、施設がリニューアルされてから、まほろば健康パークの名前になったが、近鉄の最寄り駅はファミリー公園のままなので、この名前がしっくりくる。実はここの桜が結構いい。
中央の芝生広場に黄色いタンポポが咲いていて、その向こうに白い桜の花が見える。春の情景。
ファミリー公園の桜の見どころはいくつかある。まず、駅から南に続く道路の線路側に桜並木がある。少し満開から散り始めといった感じだった。
桜並木のすぐ向こうを近鉄電車が走っていく。近鉄特急と桜の花もなかなか合っている。
次は、ファミリー公園で私がいちばん気に入っている場所で、大和川添いの自転車道脇の桜並木。この場所こそ隠れた名所という気がする。ちょっと散りかかっていたのが残念。
もう一か所は、浄化センターの横の駐車場の脇。ここの桜はちょうど満開で、弁当を持ってきてくつろいでいる家族連れもいた。
大和民俗公園
ファミリー公園を出て、大和民俗公園へ。ここもよく足を運ぶ場所だ。ここは桜でいっぱいというわけではないが、古民家集落などの風景によく溶け込んでいる。下の写真は古民家の前の黄色いサンシュユの花と桜。
次の写真は、古民家の前の赤いボケの花と桜。これも色の対照がいい。
大和民俗公園には、八重桜の並木もあるが、これは四月中旬が見頃で、まだ今日はつぼみだった。また半月後くらいに。
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