ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

寒波の前の風景

穏やかな朝

 もうすぐ今年最大の寒波がやってくるとの予報が出ている。昨日の夜、雨が降ったので、地面は濡れているが、今朝はまだ穏やかな気候で青空も出ている。休日なので、朝食の後、7時半ごろからゆっくり散歩する。夜明けが遅く平日はあまり長く歩けないので、町の中を歩いて堀端を通って田畑の中の道と、散歩コースをすべて回ると、万歩計の歩数が八千歩を超えた。 

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水たまりができた散歩道

山茶花の花と堀のカモ

 公園にはまだ山茶花の花が赤く咲いている。11月中旬に咲き始め、盛りは過ぎたもののまだかなりの花が残っている。花びらは地面にかなり落ちているのだが、時間差でつぼみが次々と開花していくようだ。

 カモたちもいつもの通りだった。カモがたくさん集まる堀には、ヒドリガモ、ハシビロガモ、マガモがそれぞれ群れを作っていた。マガモは堀の隅の方で、他のカモから少し離れて定位置を占めている。カルガモはこの堀にはおらず、近くの別の堀に、小さな群れを作って悠然と泳いでいる。動きでいうと、カルガモがいちばんゆったりとしており、ハシビロガモがせわしない。嘴を水につけてぐるぐる回るように動いているが、これはこのカモの特徴で、採食中らしい。

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悠然と泳ぐカルガモ

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採食中のハシビロガモ

ひとつ残るアサガオ

 田畑の中の道の脇にアサガオが咲いていた場所がある。初夏から晩秋までずっと咲き続け、ずいぶん花期の長い花だということは、以前からこのブログでも話題にしていたが、今朝見ると花はすべて枯れている、さすがに年を越すことはないかと思ったら、一輪だけ花が残っていた。他の花がすべて枯れているのにどうしたことか。不思議な感じがした。人間に長寿があるように、長寿の花というものがあるのだろうか。

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一輪残ったアサガオ

黒猫

 空き地の草むらの中に、今朝は黒猫がいた。右耳がカットされているので、去勢手術が済んだオス猫だろう。毛並みもいいので近所の飼い猫か。空き地の風景の中にしっかりと溶け込んでいる感じがした。

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草むらに座る黒猫

 土曜日は少し遠くに足を延ばすことが多いが、今日は風が強く荒れ模様になりそうなので、あまり遠くには行かず、ファミリー公園に出かけた。ここにはボランティアの方々によって保護された猫が棲息しているのだが、寒空の下どうしているのだろうと少し気になった。バイクで外を走ると風の強さが体感できる。二輪はやはり不安定なので、運転に注意しながら走った。

 ※続きは明日に