霊山寺のバラ園
平日は木曜日が休みなのだが、昨日出勤した代わりに今日が休みだ。ここのところ天気がいいので休みを有効に使える。
今日は霊山寺にバラを見に行った。バラが有名な寺で、ここ数年今の季節に足を運んでいる。霊山寺は行基や弘法大師に縁のあるたいへん歴史のある寺だ。バラ園は、世界平和を願って先々代の住職が、今から70年ほど前に開園したことに始まる。
到着すると、まだ9時半頃だったが、ちょうどバラの見頃ということで、大勢の人が訪れていた。やはりカメラを持った方が多い。
花の下にプレートが立ててあり、品種名と原産地の国が分かるようになっている。色とりどりだが、やはり赤系統の花が多い。赤い花は、写真に撮ると、加工しているわけでもないが画面から浮き出てくるように見える。
赤いバラといっても、紅色という表現が合う明るい赤からワインレッドのような赤までいろいろあり、花の大きさや形も様々だ。バラは品種改良がしやすい花なのだろう。
ピンクのバラも真っ赤なバラのように存在を主張するように色が際立っているわけではないが、落ち着いた感じがあっていい。
黄色いバラも咲いていた。黄色のバラにも、薄い黄色の上品な感じの花と、濃い黄色の花がある。
白いバラ。下の写真のバラは小ぶりの花が重なり合うように咲いていた。
最後に青色系のバラ。青はバラには本来ない色なので、遺伝子組み換えによって作られたものらしい。
霊山寺に参詣
この季節はバラ園だけ訪れて帰る人も多いようだが、私はいつも本堂から離れた奥の院まで回って参詣して帰る。新緑を背景にした三重塔もなかなか美しかった。
奥の院は本堂から1キロほど離れたところにあり、道もかなりアップダウンがある。気温が高い日だったので、奥の院まで歩いて戻ってきたら結構疲れる。そのまま帰路についたのだった。