ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2024年 梅雨時の風景 ①

いちばん日の長い日

 昨日が夏至で、1年でいちばん昼が長い時期になった。夜明けが早いのは好きなので、気分がいい。土曜日の朝。いつもの通り散歩に出かける。

 普段とちょっと違う道を通って歩くと、見慣れない花が咲いていたりするのがいい。道の脇に紫陽花がやけにかたまって咲いていた。セイヨウアジサイだが、自然に咲いているもののようだ。

群生する紫陽花

 大きな葉に黄緑色の実。これは何の実だろうと思って後で画像検索すると桐の実らしい。こんな形なのか。知らなかった。

桐の実

 貯水池の横に咲いているのはアガパンサス。これはこの季節、咲いているのをよく見かける花だ。

アガパンサス

 空き地に咲いていた白い花。ドクダミのようだが少し花の形が違い、上品な感じがする。これも後で調べると、ハンゲショウ(半夏生)という名らしい。

ハンゲショウ

 アサガオが咲いていた。これは毎年この場所に咲いているのだが、マルバアサガオといって、晩秋までずっと開花している息の長い花だ。本格的に咲くのは秋口からなので、まだ咲き初めといった感じだ。

アサガオが咲き始めて

宇陀の方へ

 昨日から梅雨入り。今日も午後から雲行きがあやしいようなので、午前中から外出。いつもは50㏄バイクで出かけるのだが、今日は家の者と車で、宇陀の方に出かけた。目的地はうだアニマルパークと奈良かえでの郷ひらら。ひと月ほど前にいたばかりだが、このあたりは好きな場所なのでちょくちょく訪れてもいい。

うだアニマルパーク

 うだアニマルパークは、土曜日だが訪れている人は思ったより少なかった。子ども連れで野外で遊ぶには、ちょっと暑い季節になったのだろうか。とはいえ、宇陀は山の方なので、下の方より少し気温が低いように思う。人が少ないので、動物ものんびりしているように見えた。

 ポニーが数頭いるが、柵の前に、それぞれの名前と生まれた年が書いてあった。それによるとみんな20歳を超えている。馬の寿命は25~30年らしいので、もうかなりの老馬なのだった。

老馬

 ここにいる動物は、牛、馬、羊、ヤギ、ウサギ、ニワトリ。以前はブタもいた。奈良県畜産技術センターが前身となっている県の施設なので、中に入る動物は家畜系だ。捨てられた犬や猫の保護、譲渡も行う動物愛護センターも併設している。下の写真は畜舎の羊とヤギ。

ヤギ

 うだアニマルパークを出た後、奈良カエデの郷ひららまで足を延ばした。春もみじのシーズンも過ぎたので、カエデ園はひっそりしていた。旧宇太小学校の校舎も人気がなかった。のんびりと過ごした日だった。

ひっそりしたカエデ園