さわやかな朝
木曜日で仕事休みの日。夜明けが早いので目覚めも早い。梅雨とはいえ、あまりじっとりした感じがないさわやかな感じの朝。6時前から散歩に出かける。
電線にツバメが仲良くとまっている、巣立ってひとりだちしたばかりのひな鳥という感じがする。
大きめの池があり、ほとりに黄色い花が咲いている。この目通った時は気づかなかった。カンナの花だ。カンナは赤い花のイメージがあるが、黄色もある。
家の前に咲いているアサガオ。空き地に咲いている野生のものではなく、鉢に植えてあり、なんとなく行儀がいい。
平城宮跡から西の京
さわやかな朝と思ったが、昼からは雲行きがあやしくなるらしい。午前中家にいる用事があったので、今日は外出は無理かと思ったが、雨が落ちてこないので少し歩こうと平城宮跡まで行った。平日とあってがらんとしている。空は曇り空。
世界遺産になってからどんどん建物が復元されている。今建てられているのは、大獄門の横の東楼。覆いで隠されており、中から工事の音が響く。個人的には、草原が広がっているだけの方が、のんびり歩けて好きなのだが。
朱雀門と宮跡の間を近鉄電車が走る。これもおなじみの風景。いつもの小豆色の車体ではなくてカラフルに彩られていて鹿が描かれている。
平城宮跡の帰りに西の京辺りにも寄って少し歩いた。唐招提寺から薬師寺の当たりをぐるりと回るコース。ユリの花が咲いていた。スカシユリかと思って一応画像検索してみると、ノカンゾウという名が出てきた。
朝の散歩コースにカンナが咲いていたが、西の京にも咲いていた。朝見たのは黄色だったがこちらは真っ赤な花。こちらの方がカンナらしい。
佐保川沿いの遊歩道を歩くと、ムクゲの花が咲いていた。ムクゲとフヨウは似ているが、ムクゲの方が少し咲く時期が早い。フヨウが咲くのは真夏の頃なので、梅雨時に咲いていたらムクゲ。花の形はムクゲの方はめしべが真っすぐ伸びている。
ぶらっと歩いて帰宅。雨は降らなかった。