今日は休みに
今日は休みを取って1日フリーに。木曜が休みの日なので、心おきなく少し遠出できるという計画。まず朝はいつもどおり散歩。いつも仕事に出るとき通っている公園から街中を歩いた。
公園にハナミズキの木がある。10月には葉が色づき、赤い実をつけていたのだが、いつの間にか葉が少なくなり実もなくなっている。元気なのが道路脇のクロガネモチ。赤い実が鮮やかだ。この木は丈夫で、冬の間ずっと実をつけている。
公園の紅葉はまだまだだったが、桜が赤く色づいていた。晩秋は色々な木の葉の紅葉があっていい。
奈良カエデの郷ひららへ
今日は紅葉を見に、満を持して、奈良かえでの郷ひららに足を運ぶことにした。満を持してとはおおげさだが、この場所の存在を知ったのが去年のこと。11月27日に行ったのだが、宇陀市の菟田野は秋から冬は冷える土地なので、多くの木が落葉していた。そこで、今年はいい時期をねらってと思っていた。
桜井を抜けて国道166号線をバイクで大宇陀の方に向かう。寒さを警戒して着こんで行ったが、女寄峠を越えてもそれほど寒さは感じない。カエデの郷に行く前に、道の駅宇陀路大宇陀にバイクを置いて、松山の古い町並みが続くあたりを散策。このあたりは静かでいつ歩いても落ち着く。
少し歩いた後、カエデの郷ひららがある菟田野の方に向かった。バイクで10分くらい走れば到着する。
ここは2006年に廃校となった宇太小学校の木造校舎を利用して、NPO法人の尽力によって作られた施設である。日本一のカエデの郷を目指すという目標のもと、数多くのカエデが育てられている。カエデはちょうど見頃だったが、少し散りかけていた木もあったので、もう少し早く来てもよかったかもしれない。
校舎裏にカエデ園があり、そのすぐ隣の少し上ったところに、カエデを栽培しているビニールハウスがある。働いておられる年配の方がおられたので聞くと、今の季節もいいが、新しい葉が芽ぶく春もすばらしいという。ゴールデンウィークあたりのようなので、訪れようと思った。
カエデ園もビニールハウス内も、すべてのカエデの下にプレートが立っていて、品種名が分かるようになっている。このあたりも訪れる人に親切だ。いくつか紹介。
いちばん上の写真は、真ん中の黄色が「MARJAN」左右の赤が「紅皮」。いかにも紅葉という華やかな感じ。
次は「アカイタヤ」という黄色のカエデ。黄色の品種も結構あった。
次は「紅折鶴」。言われると折鶴のイメージがある気がする。
次は「外山錦」。この葉が細い品種のものもかなりあった。
次は「秋華」。こういった感じで、色も葉の形も様々だ。1200種のカエデがあるというから、日本一のカエデの郷に、もうすでになっているのではないかと思った。
☆其の二に続きます!