今日はいい天気だが
ここ2日間のぐずついた天気の後、今日は朝から晴天。しかし天気予報を見るとゴールデンウィークはほとんど雨らしい。今年は大型連休の割には休みが少ないが、5月3日から7日の5連休は遠出しようと思っていた。ところが5日のうち4日くらいは雨の予報が出ている。ちょっとがっかりだ、
今朝は城跡から堀端の道を歩いた。ツツジが満開になっている。濃いピンクのツツジは鮮やかでいいが、薄いピンク、白のツツジも上品な感じでいい。
冬場にカモが泳いでいた堀はすっかり春というより初夏の装い。カモはまだ残っている数羽のヒドリガモ。それからカイツブリが泳いでいた。
春もみじ
5月の連休に行こうと思っていた場所がいくつかあったのだが、雨模様らしいので、好天の日に行っておこうと思い、今日足を運ぶことにしたのが、奈良カエデの郷ひらら。ここは去年の11月の紅葉シーズンに行った時、現地でカエデの世話をしている方が、春もみじもいいですよと教えてくれたので、ぜひ見たいと思っていたのだ。春もみじの見頃は4月下旬から5月下旬らしいので、シーズンに入ったころだ。
行きはいつもの通り、バイクで24号線から桜井回りで女寄峠を越えていく。気温は平年並みくらいか。宇陀は山の方なので、峠を越えると少し肌寒く感じる。
この方面に来るときは、いつも道の駅宇陀路大宇陀で一息入れ、宇陀松山の町を少し歩いてから目的地に向かう。このあたりはいつ来ても落ち着いた雰囲気でいい。
ここからバイクで10分くらいで目的地の奈良カエデの郷ひららに到着する。秋の紅葉シーズンの時は平日でも人が多かったが、今日は訪れている人がほとんどいなかった。
カエデ園は、旧宇太小学校の校舎を抜けたところにある。少し廊下を歩いた。校舎にいるのは私だけで、ゆったりとした気分になれた。
カエデ園に入ると、訪れているのは私だけだった。春もみじは春から赤く紅葉する品種のことだが、園のカエデの3割くらいが赤く色づいているようだった。
秋の紅葉シーズンとは違い、青葉と紅葉がくっきりと色分けされ、対照が鮮やかだ。
歩いていると、去年の秋に話を聞いた方がおられたので、また聞いてみた。すると今年は春もみじの色づきがやけに早く、例年はコールデンウィーク頃が見頃なのだが、いちばん色鮮やかな時期は少し過ぎたとのこと。とはいえ、十分美しさを味わうことができた。また、色づいていない品種も、花の様子が品種によって違い、それも見どころだということだった。下の写真は「平城山」という品種。
このカエデ園は、すべて木の下にプレートがあって、品種名が分かるようになっている。紅葉シーズンよりも品種ごとの個性が分かるように思った。それではいくつか紹介。
真っ赤な品種の中から一つ。「ENPEROR ONE」とあった。
ちょっと変わった色で、「オワナギ碁石」。
真紅ではなく、ちょっと渋い色のもの。「PEACHS&CREAM」というかわいらしい名前がついていた。
最後は赤い品種で「屯鶴峰」。他にもいろいろあったが、これくらいで。