うだアニマルパーク
今日は一昨日のうだアニマルパークの続きです。
うだアニマルパークには、牛・ヤギ・羊・ポニーといった大型の動物以外に、小動物舎というものがあって、そこにはウサギや鶏が変われている。ウサギで印象的だったのが、コンチネンタルジャイアントという種類のやつで、ものすごく大きい。体重は10㎏くらいになるようで、ドイツで品種改良されたとか。
鶏では、チャボで「碁石」という品種のものがいた。羽の色が白と黒のまだらになっているので、そこから付けられたのだろう。
イベントでは、「やぎの橋わたり」というものを見た。これはやぎ・羊舎の屋根の上の狭い通路をヤギが順番に歩いて行くのを見物するというそれだけなのだが、順番を守って列を作り行儀よく歩いて行くのがおもしろかった。
ひととおり動物たちを見た後で、休憩所の所に行くと、横でソフトクリームを売っている。宇陀産黒豆を使用した黒豆ソフトクリームをいうものを食べ、たいへんおいしかった。
奈良かえでの郷ひらら
宇陀アニマルパークを出る時、まだ昼過ぎだったので、奈良カエデの郷ひららに立ち寄ってみた。ここは2006年に廃校になった宇太小学校の旧校舎を利用して造られた施設で、建物のたたずまいも趣があっていいし、校舎の裏には日本一のカエデの郷を目指すという目標のもと、1200種類のカエデが栽培されている。去年の11月27日に初めて訪れたのだが、紅葉が早くカエデの見ごろが終わっていたのが残念だった。今はもちろん紅葉の季節ではないが、人出が多くなくていいかもしれないと思い寄ってみた。
校舎はちゃんと状態が維持されている。私が小学生の頃まで通っていた小学校もこういった木造校舎だったが、1970年代前半に建て替えられた。この校舎が16年前まで現役だったというのはすごいことだ。
校舎2階に上がったところには古びたピアノが置かれていた。これも宇太小学校の遺産だろう。鍵盤を軽く叩いてみたらまだ音が出るようだった。
校舎の裏手に回り、カエデ園の方も歩いてみた。訪れているのは私以外に3,4人だった。世界のカエデを集めてあるとあって、数多いカエデの一本一本の下に名前を書いた札が立ててある。季節柄、青葉のものが多いが、5分の1くらいは赤く色づいていて、それはずっと紅葉している品種なのだろう。下の写真はいちばん赤かったもの。「小葉猩々」という名が書いてあった。
白川溜池
帰りは山の中を通り、都祁から名阪国道の側道を下りて戻って来た。帰り道、白川溜池の横を通るので、ちょっと寄って来た。セミがしきりに鳴いていたが、ここはニイニイゼミが多い。好きな木があるのだろうか。
5月に寄った時、ダム管理センターの建物にあるコシアカツバメの巣をスズメが借りて自分の巣にしていたということをブログにも書いたが、見るとツバメが戻ってきていた。ただ、まだスズメが占拠している巣もあり、微妙な時期のようだ。
最後に、草むらの花にとまっていたシジミチョウ。