夏の気候
昨日は気温が上がり、奈良でも最高気温が31℃台だった。私は寒いのは苦手だが、このくらいの暑さは平気なのでむしろ歓迎といったところだ。今日は昨日ほどまで上がらずに、天気は下り坂という。
木曜日は仕事休みの日なので、のんびりと朝の散歩。白黒の猫が1匹。散歩コースに何匹か白黒の猫がいるのだが、これは初めて見る猫のようだ。
散歩コースの道の脇に、濃いピンクの花が咲き始めていた。画像検索するとマツバギクと出てきた。今からもっと花が開いていくのだろうか。
霊山寺へ
5月も中旬になるとバラの季節。奈良県でバラといえば霊山寺。去年も一昨年も訪れた。梅、桜、紅葉は県内でもいい場所が多いので、年によって行き先を変えるのだが、奈良県でバラといえばまずここは外せない。後はおふさ観音もよさそうなので、今週の土日あたりに足を運んでみようかなどと思う。
霊山寺はたいへん歴史のある寺で、天平年間に聖武天皇の勅願により行基が大堂を建立したことに始まる。行基が何らかの形でかかわっている寺院は全国に数多くあるが、その一つである。
午前中に家を出て、富雄川沿いの道を北上すると左に霊山寺を示す標識が見えてくる。まだ10時過ぎだがかなり暑い。霊山寺に着くと、バラのシーズンということもあって、広い駐車場がほぼいっぱいになるほど車が停まっている。
バラ園は境内に入ってすぐのところにある。まさに今が盛りだが、暑さのせいか、去年にくらべると心なしか花に元気がないように見えた。それではここからは花を紹介。品種と国名は花の下に立てられたプレートに書かれていた。
まず黄色いバラから。この花は薄めの黄色で上品な感じがした。
バラといえばやはり赤だが、赤いバラもいろいろある。まさに真紅のバラで小ぶりの花のものをひとつ。
次はいかにもアメリカという感じのしゃれた命名で、「ベティヴープ」。
日本的な命名の「ふれ太鼓」。なぜこの名前なのか後で調べると、咲き始めから黄色、オレンジ、朱と色が変化する様が小太鼓、中太鼓、大太鼓のイメージであるとか。
ピンクのバラからひとつ。濃い目のピンクで派手な印象の「アンジェラ」。
上品な感じの白いバラで「アイスバーグ」。
青いバラというのは品種改良によって近年になってできたもので、バラ本来の色ではないようだが、青紫のバラもいくつかあった。
最後、オレンジ色のバラで「万葉」。
というわけで、今日はひたすらバラの花の紹介で終わり。