1月も終わりに
1月最後の日曜日。年の初めは日々が過ぎるのがゆっくりしているように感じられる。日の出はいちばん遅い1月初めから、6分ほど早くなっている。まだ実感はないが、夜明けが日に日に早くなっていくのはうれしい。
朝の散歩は、普段と少し歩く道を変えてみた。一本道を変えると何か月も見ていない風景が目に入ることになる。道の脇にある廃屋のような家。這っている蔦も茶色くなっている。
池の横に白黒の猫。パンダと同じ色だとふと思ったりする。
田畑や池が広がる道の横に祠が建っている。こんなところに祠があったのかという気がして近づいて見ると、ちゃんと中にお地蔵が立っていた。
近鉄の踏切に差しかかると、電車が通るところだった。奈良県民にはおなじみの小豆色の車体。
大和民俗公園へ
10時ごろから、大和民俗公園の方に出かけてひと歩きした。いちばん寒いこの季節は、バイクで山の方に遠出することがないので、近くの場所に行くことが多くなる。大和民俗公園は、家からバイクで10分くらいで行ける。
3週間前にきたところだが、風景の変化はある。梅林を歩くと、この前は蝋梅が咲いていただけだったが、一部の紅梅が少し咲きかけていた。見頃はまだひと月ほど先になる。
古民家集落のあたりを歩くと、木々はすっかり葉を落としている。天気がいい日曜日なので、散歩している人も多かった。
ジョウビタキのオスが1羽とまっていた。昨日馬見丘陵公園で見たのはメスだったが、オスの方が特徴が分かりやすい色をしている。昨日のメスと同じような場所にとまっていた。なぜか分からないが、この鳥は近寄ってもあまり逃げて行かないので、クリアな写真が撮れる率が高い気がする。
木をしきりにクチバシでつついている鳥がいた。シジュウカラのようだ。シジュウカラにこんな習性があるとは知らなかった。
モクレンがつぼみをつけていた。モクレンは花が美しく、つぼみも実もなかなか味わいがある。青空の下、白いつぼみが際立って見えた。
いつもどおり小一時間ほど歩き、昼頃には帰宅。