年の暮れ
世間一般も、今日ぐらいから休みに入る所が多いようだ。公共の施設などはもう少し前から休みのところもある。今朝は7時半頃から朝の散歩に出かけた。いつも仕事の行き帰りに通っている公園をゆっくり歩く。通勤モードではないので普段見ていないものも目につく。
街路樹のクロガネモチが赤い実をつけている。新緑のような葉の色をしているので、赤い実との色の対照が鮮やかだ。
公園の散策路脇の紅葉がまだ少しだけ葉を残していた。やはり赤い色というのは目につく。
紅葉と遊歩道の反対側の木が白いつぼみを付けていた。たしかここに咲いていたのはモクレンだったはず。早春に咲く花だが、もう開花の準備が始まっている。「冬来たりなば春遠からじ」は比喩的な意味で使われる言葉だが、自然の営みをありのままに捉えたものと考えてもいい言葉だ。
大和民俗公園
今日は暖かい日だったが、あまり遠出する気がしなかったので、バイクで10分くらいの大和民俗公園でひと歩きした。年末年始で古民家集落も閉まっていて、歩いている人も少なかった。山茶花の開花がこの前来た時より進んでいた。蜜を求めるメジロが花の横から顔を出していたりする。
池では、コガモガ10羽ほど泳いでいた。コガモ以外の水鳥はいないので、コガモの独占状態になっている。写真を撮ったが、ここのところコガモの登場回数が多いので、今日は上げないでおく。
真っ赤な実が密集している木がある。これはピラカンサス。ここまでくると、ちょっと実が多すぎる。
矢田山遊びの森
大和民俗公園を出て、そこからバイクで7,8分の矢田山遊びの森の方に向かった。ここも広々として眺めのいい場所だが、あまり人がいない。今日は家族連れがひと組、遊びに来ていた。イノシシのワナが仕掛けてあった。こんなところにイノシシがいるのか。
下の写真の左に見える落羽松(ラクウショウ)が晩秋の頃にはきれいなのだが、今は枯れて茶色くなっている。
芝生の広場から、林間の散策路を少し散策した。しきりに鳥の鳴き声が聞こえる。ここからずっと歩き、矢田丘陵を縦走して松尾寺の方まで行けるのだが、そんな体力はないので帰路についた。