冷え込んだ朝
日曜日の朝。数日間寒波の影響で雪がちらついていたが、今日は晴天のようだ。7時過ぎから散歩に出かけた。城跡から堀端の道を通っていくコースを歩く。かなり冷え込みが強く、散歩コースにある小さな池にも氷がしっかりと張っている。
城跡の石垣が見える堀に蓮が生えていて、今は冬で枯れているのだが、その周りにもびっしりと氷が張っている。
アオサギが1羽。体を丸めたようにしてとまっている。アオサギはこの姿勢のときは、なにか老人のように見える。
城跡では、梅の花のつぼみがふくらんでいた。紅梅はもう開花しかかっているものがあり、白梅もそれを追いかけるように花をつけている。春の兆しが見えてきたという感じがする。
カモのいる堀には、いつものようにヒドリガモとハシビロガモが泳いでいる。ヒドリガモが何羽か、池から上がり、土手の草むらで草を食べていた。
大和民俗公園へ
天気がいいので、バイクでひと走りの大和民俗公園に行って少し歩いた。天気はいいが、気温が低いのでかなり冷える。梅林があり、紅梅白梅はそろそろ花が開きかけ、ロウバイはすっかり開花していた。
葉をすっかり落とした木の向こうに青空が広がる。5月や10月の気候のいいときと違い、空の青い色が冷たい海の水のように見えてくる。
古民家のあるエリアから、自然林の中の散策路をぐるりと歩く。この公園の散策路は、いつ歩いても気持ちがいい。今日は訪れている人も多かった。私より年が上と見える年配の方が目立った。
大きなカメラを構えた何人かの方が、一点に焦点を合わせておられた。見ると、かなり遠く、枝の上に鳥がとまっているのが見えた。私のデジカメではとてもクリアに撮れる距離ではないが、おこぼれをいただくように横から撮ってみた。ルリビタキのようだ。いいカメラできれいに撮れたら気持ちいいのだろうなと思ったりする。
園内の池には、いつものコガモが小さな群れで泳いでいた。カモはオスとメスで色が違うものが多く、コガモもそうだ。メスは地味だが、オスはなかなかしゃれた色をしている。園内の日陰のところにはまだ雪が残っていた。