厳寒
この冬一番の寒気とのことで、7時の奈良の気温はマイナス2℃まで下がっている。木曜日で仕事休みの日なので、朝の散歩に出かけた。外に出て思っていたほど寒さを感じないのは、風がほとんどないからだろう。池にも氷がしっかり張って、その上をハクセキレイが歩き回っているのはこの季節によく見られる光景。
貯水池にはサギとカモたち。よく見るとコガモの中に1羽だけハシビロガモが同居している。紛れ込んでいるといった感じだ。
散歩コースの道の脇に蝋梅が黄色い花を咲かせていた。山茶花は12月から咲いているが、蝋梅は1月になってから目につくようになった。
こちらは畑と貯水池が連なる景色の中に1本だけ咲いている山茶花。淡い黄色の蝋梅の花とは対照的な赤い花が目を引く。
散歩しているうちに、次第に雲が消え太陽が顔を出し、きれいな青空になってきた。寒さは明日から次第にやわらぎ、土日から来週にかけては少し高めの気温になるらしい。
町を歩く
昼前から買い物ついでに町を散歩。この寒さでは、バイクで出かける気分にはならない。城跡のあたりをぐるりと回って歩く。郡山城は天守閣こそ残っていないものの、本丸や天守台の石垣はきれいに往時の姿を保っている。日本100名城には入っていないが、あとひと息といったところだっただろう。
城跡からカモのいる堀の横を通って歩いた。いつものように、ヒドリガモが群れを成して泳いでいる。平穏な1日が過ぎていく。