共通テストあれこれ
この土日は共通テスト。大学入試の話題は、関係者(受験生とその親、高校、予備校など)とそれ以外で大きな温度差がある。私は定年までこの話題に近い仕事をしていたので関心はある方だ。
はるか昔、私の受験の年に大学入試制度は大きな変化があった。前年までは一期校二期校という制度で、国公立大学は大学によって2つのグループに分けられ、入試問題も各大学で作っていたのだが、共通一次試験が始まり、全国一斉にマークシートのテストを受けることになったのだ。そこから半世紀近く経ち、テストの名称も2回変わり、制度もマイナーチェンジがしばしばあったが、50万人以上が同じ日に同じ試験を受けるという基本的なシステムは変わっていない。
近年、センター試験から共通テストに移行する際、文部科学省の計画がすべて頓挫している。お上(官僚)の考えることは地に足がついていないなあとつくづく思う。想像するに、入試改革のプロジェクトチームのようなものがあり、その中心的な人がダメな人だったのだろう。民間試験を入れるとか、記述式を入れるとか、こんなもの無理やろと、巷の関係者は最初からみんな言っていたのだ。誰も責任とっていないのだろうか。
冬の風景
ここからは身近な冬の風景。昨日はほぼ一日雨だったが、午後の雨のやみ間に城跡から堀端の道というコースを歩いた。神社のうさぎの大きな絵馬がなかなかかわいらしかった。
堀端の道を歩くと、木の梢に点々と黒い鳥。これはカラスではなくカワウだった。
堀のカモの数はまた減っていたが、子供を連れた男の人がやってきて餌をまくと、どんどん集まってきた。ヒドリガモ、ハシビロガモ、オオバン。餌をやる人が多いのだろう。すっかり人慣れしている。
今朝は雨はやんでいるが曇り空。田畑の中の道を中心に朝の散歩に出かけた。いつもの風景。西に遠く生駒山上の電波塔が見える。
歩いて行く道の向こうを近鉄電車が走っていくのもいつもの風景。日曜の朝は乗客が少ない。
道の脇にはいつも見かける鳥たち。ダイサギ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ。それから貯水池のカモたち。大阪の街を歩くと、公園で木々があってもスズメとハトくらいしかいない。環境が違うのだろう。
とんど
今日は近所の八幡神社でとんどをやっていた。火を焚いて正月飾りや古いお札などを焼き、無病息災を祈る。地方によって呼び方は違うようだが、私のところではとんどと呼んでいる。寒い季節に火があるのはいいものだ 。
大和民俗公園へ
天気がよくなってきて晴れ間も出てきたので、大和民俗公園まで行って歩いた。暖かかったので、のんびりと散策している人、犬の散歩に来ている人など、人出はそこそこあった。古民家集落の外の植え込みの枝がいい感じに赤くなっていた。
今の季節は、咲いている花は山茶花だけ。山茶花は開花している期間が長い。同じ木でも、まだつぼみの花があるのに地面には花びらが散っているといった具合で、桜のようにぱっと咲いてぱっと散るわけではない。青空に花の色が映えていた。