季節の花
今日は土曜日だが、午後から雨になるらしい。空模様も朝から曇り気味だ。朝の散歩は城跡から堀端の道を歩くコースを歩いた。4月終わり頃に歩いた時にはツツジが満開で、そこから2週間くらいなのだが、すっかり散っている。ツツジは比較的長く咲いている花というイメージがあったが、そうでもないようだ。城跡の周辺も、花の色はなく緑に覆われている。
堀端の道を歩くと、土手に黄色い花が勢いよく咲いている。オオキンケイギクだ。そういえば昨日宇治の方に行った道筋にも、あちらこちらにこの黄色の花が見られた。色は鮮やかだが、特定外来生物で、歓迎されない花とのこと。
堀の中にはカモの姿はない。もともとカルガモはおらず、ヒドリガモ、ハシビロガモにマガモが少しという棲息状況だったので、夏場はさびしくなる。カワウが1羽だけ泳いでいて、顔を出したり潜ったりしていた。
斑鳩へ
午後から雨になりそうなので、朝のうちにちょっと歩こうと出かけたのが斑鳩方面。バイクで15分くらいなので、ここのところ月に1回くらいは足を運ぶ。いつも通り法輪寺横の駐車場にバイクを置き、斑鳩溜池の方に向かう。
斑鳩溜池は、数年前にきれいに池周りが整備され、遊歩道がついた。春先には桜がきれいに咲く。今日も地元の方だろうか、歩いておられる方やランニングしておられる方がちらほらいた。
案内図を見ると、水鳥観察ゾーンなどもちゃんと作ってあり、ベンチも置かれているが、あまりここで水鳥を観察している人を見たことがない。
鳥で言うと、冬場はカモがよく泳いでいたが、今はもちろん姿が見えない。今日見かけた水鳥はアオサギが1羽。
池周りをぐるりと一周してから法輪寺前に戻り、法隆寺方面に向かう遊歩道を歩いた。道の脇にはいつも季節の花が植えられている畑があるのだが、今日見たのは真っ赤なヒナゲシ。去年の今頃も同じ場所で咲いていた記憶がある。
天満池の横を回り、法隆寺の東側の細い道を通って東大門の横に出るというルートで歩いた。法隆寺は参拝客がちらほら。奈良公園近辺は外国人観光客も増え、休日はかなりの人出だが、斑鳩まではやってこないのだろう。
下の写真は東大門越しに四角く切り取られた境内の風景。このアングルが個人的には気に入っているのだった。今日はこれくらいで。