穏やかな朝
今日は木曜日で仕事は休みの日。今週後半は気温も上がり穏やかな気候が続きそうだ。新聞で前日の最高気温と最低気温を見ると、その横に平年との差がプラスマイナスで記載されていて、それを見ると平年並みがどれくらいかが分かる。１２月上旬の奈良の最高気温は１３℃くらいで、まだまだ冬本番はこれからという感じがする。
朝の散歩風景の写真を何枚か。まず貯水池の縁にとまっているダイサギ。
散歩コースの道の脇の畑にはミカンが植えられている。柑橘類は種類が多い。これはデコポンのようだ。名前の印象もあるが、ちょっとおもしろい形をしている。
空き地のアサガオの花がまだかろうじて残っている。さすがに年は越さないだろうが、もうすこし頑張るのか。
奈良公園を歩く
今日はちょっと奈良公園を歩いてきた、奈良公園は言わずと知れた風光明媚な奈良の観光の中心地だが、小さい頃からよく訪れた場所で、人が多過ぎるので、たまにしか足を運ばない。ＪＲ奈良駅から三条大路を東に歩いて猿沢の池から南円堂、興福寺の横を抜けて奈良公園に入るといういつものコースだ。
興福寺の五重塔は修理に入っていた。まだ始まったばかりだが、そのうちに素屋根に覆われて塔が隠れてしまうらしい。工事完了は令和１３年というからかなり先だ。文化財の修理に時間がかかるのは仕方ないのだろう。
今日の奈良は人が多かった。外国人観光客、修学旅行の生徒、団体客、一般の観光客などいろいろで、東大寺周辺は特に人が集まっていた。少し前の紅葉シーズン真ん中の土日だどかなり混雑していたのではないかと思った。
紅葉は見頃は過ぎていたが、まだ紅い色が残っていて、落葉した地面を染める葉も相まってそれなりにきれいだった。
鹿に紅葉とくれば、花札にもあり、昔からの絵になる相性のいい取り合わせだ。少し紅葉は色あせかけていたが、写真を２枚ほど紹介。後で見て、もうちょっといい構図で撮れたのにと思った。
次は鹿にイチョウの葉。こちらは赤ではなく黄色。鹿はイチョウの葉を食べているようだ。
今日は運動のためにかなり歩こうと思い、大仏殿から二月堂の方に出た。さすがに二月堂のあたりまで行くと人の数は減る。
二月堂といえばお水取り。３月上旬だからあと３か月ほど。まだ冬の入口なので春の訪れを思うのは少し気が早いが、意外とすぐのような気がする。
二月堂から手向山八幡宮の横を通り、浮見堂のある鷺池の方を回ってきた。鷺池にはホシハジロが泳いでいて、せわしなく水に潜っていた。
浮見堂も、もう１０日ほど前なら見頃の紅葉を前景にして写真に撮れたかもしれないがこんな感じだった。今日は２時間半ほど歩いたので、足が疲れた。
