梅雨明け
やっと近畿地方も梅雨明けとなった。木曜日で今日は仕事休みの日。朝から湿度もあまり高くなく、青空が広がる好天となった。朝の散歩も気持ちいい。
昨日は夜遅くにかなり雨が降ったので、まだ畑の作物も葉が濡れている。家庭菜園には赤く色付きかけたミニトマトが実をつけていた。
奈良公園へ
今日は奈良公園のあたりを歩いた。ブログを見返すと、この前来たのは1月なので半年ぶりだ。奈良公園は奈良市の中心の県庁や文化会館がある通りに面して広がり、このあたりは仕事で月に1,2回は来るのであまり休みに足を運ぶという感じでもないのだった。
猿沢池の前から興福寺の横を通って奈良公園に入る。今の季節は鹿の毛並みが美しく、雄鹿の角もみずみずしい色をしている。
そのまま東大寺の方に向かって歩く。途中で奈良公園バスターミナルに寄った。この建物には屋上庭園があって、眺めがいいのだがたぶん知っている人は少ないように思う。鹿の親子のかわいらしい像がよくできている。
国立博物館の前の小さな池に鹿が1匹立っていて、池の中に区部を伸ばしていた。見ると口に水草が。鹿が水草も食べるとは知らなかった。
この日は平日で、観光客はそれほど多くなかった。東大寺の方に曲がらずずっと若草山の方に歩いた。若草山のふもとまで来ると、登山口があって、そこで入山料150円を払って登ることができる。百日紅の花が咲き、鹿の群れがたむろし、その向こうに若草山が見える。
若草山に登る
今日は、最初はまったくそのつもりはなかったのだが、あまり気温も上がっていなかったので、若草山に登ることにした。若草山は標高342mまので、登山というよりハイキングと言う感じだ。
登山口から入ると、敷地の右の方に石段があり、そこを登っていく。
登っていくと、新緑と青空が目にまぶしい。さすがにしばらく歩くとだんだん汗が出てくる。
20分ほどでひらけた場所に出る。ここが一重目の頂上で、標高270m。その向こうにさらに山道は続き、二重目、三重目と頂上があり三重目の頂上が342mなのだが、そこまで行くにはまだ20分ほど歩かなくてはいけないようなので、今日はここまで登って終わりにする。
若草山の山頂の方にも鹿がいる。草むらの中に潜んでいたり、芝生の上を走っていたり。
気のせいか、山頂付近にいる鹿は、下の奈良公園にいる鹿より野性味があって活発なように見える。
少し一重目の頂上を歩いて下山。今度、もう少し涼しい季節にいちばん上まで登ってみようと思ったのだった。