ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

ちょっと奈良公園へ

台風は去ったがまだ梅雨空

 台風は温帯低気圧に変わり去ったが、台風一過の青空とはいかず、まだ梅雨空のままだ。ただ、雨はやんで傘を持たずに朝の散歩に出かけることができた。灰色の雲の向こうに日の光もかすかに見える。

かすかに薄日も

 今朝は街の中から田畑の中の道にかけて歩いた。散歩コースに児童公園があり、春先から初夏にかけて草がかなり生い茂っていたが、今日見るときれいに刈られていた。人間でいえば髪を伸ばして散髪に行った直後のような感じだろうか。

散髪の後のような公園

 夕方に通ると猫が3匹ほどよくたむろしている場所があるのだが、今朝は茶色の猫が1匹だけ。複数いるときはこっちをにらむような感じでいることがあるが、1匹だけなので穏やかな顔をしている。右耳がカットされているので飼い猫だろう。

猫が1匹

ちょっと奈良公園へ

 今日は午後から休みをとって、奈良公園をぶらついてきた。奈良公園が広がる近鉄奈良の東側は県庁や文化会館などがある県の中心部分でもあり、仕事でも月に2回ほど来るのだが、オフの時間に来るのとでは気分が違う。猿沢の池のあたりから興福寺の脇を通るというお決まりのコース。

興福寺の五重塔

 奈良公園は相変わらず鹿だらけだ。牡鹿の角は春先から伸び始め、10月には角切りで切られてしまう。今頃の角はまだ成長中で色も赤茶色をしているが、なかなかいい形をしている。

いい形をした角

 公園には子鹿を連れた母鹿の姿も。奈良公園の子鹿は、誕生からしばらくは鹿苑というところで保護されているのだが、そろそろ公園に姿を現すころなのだろうか。

 春日大社の参道の脇から、鷺池、浮見堂のあたりまで歩くとびっしょりと汗をかいた。もう少し散策するつもりだったが、この蒸し暑さには勝てず帰宅した。

母鹿と子鹿

青春18きっぷ

 話は変わって、昨日青春18きっぷを購入した。青春18きっぷについては、今更このブログで説明するまでもない。JRが40年前の国鉄時代から発売を始めたトクトクきっぷのいちばん有名なものである。私はたいてい日帰りで利用するので、期間がいちばん長い夏季がチャンスなのだが、ここ2年は新型コロナの流行で、用もないのに電車でぶらつくのはちょっとはばかられた。今年はそろそろいいだろうということで、とりあえず切符を買ってみた。

青春18きっぷ