朝の風景
今日は気温もそれほど下がらず穏やかな朝。6時15分頃から朝の散歩に出かける。田畑の中の道を歩いているうちに空の明るさが増していく。
かなり高齢と見られる男の人が、農作業をしておられる畑があり、一時期姿が見えなくなったのでどうしたのだろうと思っていたが、ここのところまた元気な姿が見られるようになった。今朝はまだ姿がなかったが、畑に立てられたスコップに、今日も来るという意思が表れていた。
散歩コースの貯水池は、コガモの群れが占領した状態が続いている。これが真冬まで続くのだろうか。
奈良公園を歩く
ここからは昨日の続き。
菊人形展を見た後、東大寺方面に向かって歩いた。正倉院展をやっている国立博物館の横を通ると、入場を待つ人が列を作っていた。
文化の日で休みなので人出が多い。鹿も多い。観光客が鹿せんべいをやって鹿にとり囲まれるというお馴染みの風景。鹿は集まる場所には大量にいる。たいてい雌鹿で、大きな雄鹿は単独行動をしている。
南大門をくぐり大仏殿の方に歩く。この南大門も、今までに何回くぐっただろうか。数え切れない。小さい頃は、奈良で大仏を見て、大仏殿の柱の穴をくぐって、鹿にせんべいをやってというコースとあやめ池遊園地コースが休日に出かける時の定番コースだった。あやめ池遊園地も今はもうない。
大仏殿の周りは、少し木々が赤く染まりかけていた。この日は11月上旬としては気温が上がり、まさに行楽日和だった。
帰りは飛火野を左に見て、浮見堂のある鷺池のあたりを通って帰るという定番コース。浮見堂のあたりは休日でもそれほど人がいないので好きなのだが、この日は人出がそこそこあった。それほど広い池でもないが、ボートに乗っている家族もいた。
この日は人出が多い日に来てしまったので、次は真冬の平日にでも足を運んでみようかと思う。