大阪南港野鳥園
一昨日の続きです。
ATCを出て、野鳥園の方に向かった。この施設では、園内にある人工干潟に集まってきた渡り鳥を、展望塔から観察することができる。
園内に入ったところでは、あまり人の気配はなかったが、展望塔の中に入ると、野鳥観察の人が集まっていた。円形の展望室の窓から、みなさん、立派な大きなカメラを構えて撮影をしている。
せっかくなので、私もコンパクトデジカメで撮ってみた。かなり撮ったのだが、やや逆光気味だったのと、カメラの性能もあって離れたところにある干潟の鳥の姿はなかなかきれいに写ってくれない。なんとかましなものを数枚だけ紹介。1枚目はサギ2羽。左がダイサギで右がアオサギだろうか。
2枚目はカモの群れ。何種類か交じっているように見えるが、かなり遠くにいて、クリアに写っていないので種類は分からない。
次はあまり見たことのない鳥。後で画像検索すると、ノスリという名前が出てきた。ノスリは小さめのタカの仲間のようだ。
最後にカモが3羽。これもきれいに写っていないが、マガモだろうか。
展望室にある大きなホワイトボードに、観察した鳥の名前を記入するようになっていて、そこにはいろいろな種類の鳥の名前が書かれていた。1日ねばってカメラを構えていたら、きっといい写真が撮れるのだろう。
野鳥園を出て、海岸沿いにコスモスクエアの駅まで戻る。このあたりの海岸沿いの道はいい場所なのだが、人があまりおらず閑散としている。下の写真の右側に見えているのは、かなり前から閉館となっている「なにわの海の時空館」の建物だ。
海岸の道を歩きながら沖合を眺めると、カラフルな建物が見える。こういう都市型のベイエリアの風景もいい。
天保山エリアへ
コスモスクエア駅からメトロに乗り、次の駅が大阪港駅。このあたりが天保山エリアで、海遊館などがある。このエリアはATCがある咲州エリアより人が多く、雑然とした雰囲気がある。
海の方を見ると、遊覧船や貨物船が行き来している。
京セラドーム
7月にベイエリアに来た時は、舞洲の方にも行ったが、この日は野鳥園のあたりでかなり歩いたので帰路につくことにした。大阪港からメトロに乗る時に、中央線の3駅先に九条駅があることに思い至った。九条駅で降りて10分ほど歩くと京セラドームだ。京セラドームといえば日本シリーズ。ちょっと雰囲気でも見てこようと思い下車。
球場周辺の雰囲気は、両チームのユニフォームを着たファンはそろそろ集まりかけていたものの、まだ静かだった。とりあえず記念に写真を1枚撮って帰った。
日本シリーズが阪神タイガース優勝で決着がついたのはその翌日。前回の日本一の時、私は社会人になって間もない頃だったが、2回目の日本一との間に、平成という時代がまるまる一つ入るほど年が空くとは思わなかった。
いろいろな意味で今年は「阪神タイガース」の年だった。