霜が降りる
土曜日の朝。起きるとかなり空気が冷えている。休みの日なので、いつもより遅く7時頃から朝の散歩に出かける。田んぼの横を通ると一面白くなっており霜が降りている。帰ってからネットで調べると今朝の奈良の朝の気温は1℃。いちばんの冷え込みのようだ。そのうちに初氷も見られるだろう。
散歩コースにある柿の木は、まだ実をつけている。これは秋の名残と言う感じ。柿の色は青空によく映える。
寒い季節になるとよく、ダイサギが木の上にじっととまっているのを見かける。今日は2箇所で見た。よく見ると、かなり細い枝に足をかけて止まっている。枝がよく折れないものだと思うが、鳥の体重は見かけより軽いのだろう。
けいはんな記念公園へ
今日はけいはんな記念公園まで出かけた。11月12日にも来ているが、ひと月ほど間をあけると水景園の自然の様相も変わり、ギャラリーの展示も新しくなっていたりする。
この前来た時は紅葉が見頃だったが、今日はほとんど落葉していた。2日前に訪れた竜田川や信貴山朝護孫子寺はまだ青葉も交じっているくらいだったのに、紅葉の進み具合が半月以上違う。寒冷地でもないのだが不思議なことだ。
ナンキンハゼの白い実に、小鳥がとまってしきりについばんでいた。シジュウカラだ。野鳥は撮ろうとすると、たいてい動きを察してすぐ逃げていくことが多いが、何かを食べている時は比較的ガードが甘いようだ。
観月楼のギャラリーでは、西平愛さんという方の作品展「闇を照らす光を描く」が開催されていた。「カシューを用いた作品を中心に展示」とあったが、カシューとは何か知らなかった。後で調べると、カシューの実から作られる塗料のようだ。西平さんは、昨年度、けいはんな記念公園の「月のアート展」で最優秀賞を受賞されたとのこと。ちょうど会場におられたので、会場と作品の写真を撮らせてもらった。たまたま来て、その時やっている展示があれば見ていくのだが、一期一会といった感じでそれがいい。
ギャラリーを出て、いつものように永谷池をぐるりと1周。水鳥が泳いでいる。少し遠い場所だが、すべてマガモのようだった。
下の写真は池のほとりに立っていたカカシ。上に帽子をかぶせて、ちょうど女の子が立っているような感じに見える。これも一種の芸術か。
けいはんな記念公園を出て、その後くろんど池にも寄ったのだが、その写真はまたどこかで。