平城宮跡へ
昨日の続きです。
けいはんな記念公園を出て、ちょうど平城宮跡が帰り道になるのでちょっと寄ってみた。思えば、平城宮跡のすぐそばの西大寺駅前で安倍元首相が銃撃されたのがおよそ1年半前だが、はるか昔のような感じがする。
平城宮跡はイベントがある時以外、人出が多くないのが常だが、この日は特に人が少なかった。ちょうどおん祭りの行列が歩いている時間帯だったこともある。青空の下に復元された大極殿の姿が見える。
水上池の水鳥
通りを渡って、宮跡の北にある水上池の方にも行ってみた。ここは水鳥の観察スポットなのだが、カメラを持って歩いておられる人はほとんどいなかった。珍しい鳥を見られる時期ではないのだろうか。ただ、池を見ると水鳥が点々と泳いでいるのが見えるので、ポケットからデジカメを出して歩いてみた。
ぐるりと池を一周して、その向こうのコナベ池のあたりまで行ってみたが、普段の散歩コースでも見られる鳥が多かった。目に付いたものを適当に撮ったが、池が広く、私のデジカメでは距離が遠すぎてなかなかクリアに写ってくれない。まあ、せっかくなので撮ったものを紹介。
まず、池のいちばん平城宮跡寄りの端にいたのがコガモ。
マガモは池のあらゆる所にいた。群れを作っていて、いちばん数が多かっただろうか。カモの王道を行くという感じの鳥だ。
せわしなく水に潜っていたカイツブリ。近づくとすぐ潜るので撮りにくい。
キンクロハジロもいた。
ハシビロガモもいた。
人を食ったような感じでひょこひょこ首を動かして泳ぐオオバン。
コナベ池の方にはカルガモが群れで泳いでいた。
飛び立とうとしているダイサギ。
あまり動かず悠然と立っていたアオサギ。
杭の上にとまっているカワウの黒い軍団。
カイツブリと思って撮ったが、何か違うようなので画像検索したらミコアイサの雌と出てきた。画像が粗いので自信なし。
次は水鳥以外で。
ハクセキレイかと思ったが、頬も黒いのでセグロセキレイだろうか。
手前の木にピントが合ってしまって写りは悪いけれど、たぶんジョウビタキ。
これも写りは悪いけれどツグミ。
というわけで、写真の出来はいまいちだが小一時間でこれだけの鳥が撮れたということは、バードウォッチングにはいい場所なのだろう。