日曜日の朝
三連休の中日だが、昼過ぎから明日にかけて雨になるとの予報が出ている。気温も低く、肌寒い。
朝はいつも通り近所の散歩コースを歩く。6時過ぎに家を出たが、夜明けがだんだん遅くなってきているのを感じる。稲刈りが終わった田んぼが昨日よりも増えていた。刈り跡が残る田はもの寂しさを感じさせる。
貯水池にはカルガモの小さな群れが泳いでいた。その横のマルバアサガオはさらに勢いを増して咲いている。
貯水池の横の草むらに、青と赤の小さな花が咲いている。青はツユクサ、赤はチェリーセージだろう。
藤原京のコスモス
今、旬の花といえばコスモス。奈良県でコスモスといえば藤原京だが、去年、一昨年と行こうと思いながら行きそびれてしまった。ここ2年だけでなく、実は、藤原京にはコスモスの季節に足を運んだことがない。というわけで、思い立った日に行こうと思い、午前中に家を出た。
着いてみると駐車場いっぱいに車が停まり、人が多い。今はちょうど開花期の前半なのだろう。いくつかのエリアのうち、道路に近い箇所が見頃で、他の箇所はまだこれから開花といった感じだった。長い期間花を楽しめるように時期をずらして開花するように植えてあるのだろう。
こんな感じで、ひたすらコスモスの花が風に揺れている。花は白、ピンク、えんじ色のような濃いピンク、白にピンクのラインが入ったものの4種類が咲き乱れている感じだった。
きれいなのだが、写真を撮るとなったらそんなにバリエーションは多くない。遠くから撮って、近くから撮って、背景に香久山を入れて撮って、それくらいしかない。
蓮の池がある手前の方を見ると、違う色のコスモスが咲いていたので、場所を移動した。こちらはピンクと黄色のコスモスに、オレンジ色のキバナコスモスという取り合わせだ。ピンク系統だけのコスモス畑と比べて、色合いにアクセントがある。
宮殿門跡の列柱を背景にもう1枚。その背後にはやはり香久山。
彼岸花もまだ残っていたが、もう色あせていた。時期でいうと、彼岸花と入れ替わるように、コスモスが見頃になるという感じ。
おふさ観音へ
せっかく藤原京まで来たのだからと、歩いてすぐのおふさ観音にも行ってみた。門の前にスイフヨウがきれいに咲いている。
ちょうど提灯まつりの期間に入っていたようで、提灯が境内いっぱいに吊り下げられていた。
提灯で華やかに彩られた境内を散策していると、昼頃になったので、帰路に就いた。午後からはやはり雨模様。