連休
月曜日が祝日なので3連休となる。朝の散歩はいつもの田畑の中のコース。うちの近所は稲刈りが遅い方だと思うが、いくつかの田んぼではもう稲刈りが終わっていた。残っている田んぼもすっかり稲穂が黄金色に染まり、収穫を待つばかりになっている。
4日前のブログで紅白の彼岸花がきれいに咲いていると書いたばかりなのに、今朝見るとすでに色あせていた。一気に咲いてあたりを花の色で染めるのは桜と同じだが、彼岸花は散らずに色あせて枯れていくのだった。
室生山上公園芸術の森へ
9月中は暑いくらいだったのが、一気に涼しくなった。秋らしくなったら行こうと思っていたところがいくつもあるので迷うが、今日は室生の方に足を運んだ。行った場所は室生山上公園芸術の森。ここは気候のいい時、年に2回くらいは訪れたくなる。確か去年も10月にきているはずだ。
往きは名阪国道横の側道から上って、やまなみロードから室生の方に出た。このルートは早い。山の中はさらに気温が低く、薄めのウィンドブレーカーでバイクで走ると、寒いくらいだった。
芸術の森は、気候のいい連休初日とあって、そこそこ人が来ていた。2つある入口のうち、北ゲートから入って散策した。下の写真は「波型の土盛」と名づけられており、波型の遊歩道が奥に向かって狭くなっており、いちばん奥に「弘法の井戸」があるのだが、奥から振り返ると目の錯覚で、並木の線が平行に見える。
次は「天文の塔」と「太陽の道」。横を歩いている人と比べると、かなり大きなオブジェだということが分かる。
次は「ピラミッドの島」。池の中にあり、上にピラミッドを模した大きなあずまやが設置されている。
去年の10月に来た時は、実がなっている木にたくさんのヤマガラが集まっていた。今日は木の実はなっていたものの、鳥は来ていなかった。その代わりでもないが、池の中にカルガモが数羽泳いでおり、白いコサギが歩き回っていた。コサギはそこそこ近寄っても、逃げずに食べ物をあさっていた。
ここはいつ来てもトンボが多い。特にアカトンボ。水辺を飛び回り、水面に体をこするようにしてしているのは産卵だろうか。
龍王ヶ淵
帰りはやまなみロードではなく、県道28号線に入り、龍王ヶ淵に寄って行った。ここはいつ立ち寄っても、数組は人がいる。いわゆる絶景スポットなのだが、私がデジカメで撮っても、普通の写真にしかならないのだった。
このあたりもすっかり秋の気配。池の周りの遊歩道を歩くとバッタが飛んでいる。大きなカマキリが1匹、見るとトンボを捕まえて食べていた。