ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

秋分の日に近江八幡へ ~ 其の一

秋分の日の花

 今日は土曜日で目立たないが秋分の日。つまり彼岸の中日。彼岸の入りまでは暑い日が続いていたが、昨日一昨日の雨で風向きが変わったか、曇り空だが暑さはまったく感じない朝となった、いつも通り朝の散歩に出かける。散歩コースの田畑の広がる道の周りの色合いも少しずつ変化が見えてきた。

 彼岸花が少し咲き始めた。赤い花と白い花。草の間に遠慮がちに顔を出している。

赤と白の彼岸花

 草むらの中に赤と青の小さな花の色。赤はチェリーセージ、青はツユクサ。

チェリーセージとツユクサ

 草むらには白い花の色も見える。画像検索したらシロハギ(白萩)と出てきた。

シロハギ

 家の裏手のフェンス沿いに朝顔がきれいに咲いている、赤と青で、微妙に花の色の濃淡もあってコントラストが美しい。撮って後で見るとピントが少し合っておらず、押し花のアサガオのように見える。

アサガオ

近江八幡へ

 ちょっと涼しくなってきたので、琵琶湖の方に行きたくなった。初夏に湖西の方に行ったので、今日は湖東の方へ、近江八幡あたりを目標に家を出た。

 琵琶湖方面に出かけるときは、いつもアクア琵琶のあたりでバイクを停め、少し歩いて一息入れる。このあたりの眺めが好きだということもある。今日は曇り空だったので、晴天時のような鮮やかな色の青空と川面は見られなかった。

瀬田洗堰のあたりの風景

 川べりを歩いていると鳥が一羽、建物の横の電灯にとまっている。これはイソヒヨドり。最初にこの鳥を見た時、珍しい鳥かと思ったが、どこにでもいる鳥らしい。

イソヒヨドリ

 アクア琵琶を出て、近江八幡まで、湖岸道路を通ると景色はいいが時間がかかるので、国道1号線から8号線を通って北上した。天気は曇り空だったのが、太陽が顔をのぞかせてきた。しかし夏のような暑さは感じない。

 近江八幡は、コロナ前に来たきりなので、5年ぶりかそれ以上になる。市立図書館の駐輪場にバイクを置くと、すぐ前が八幡堀で、ここは観光用の堀めぐりの屋形船が出ている。

八幡堀

 川べりを歩いて行くと、向こうから屋形船がやって来る。小さな船だが、手漕ぎではなく船尾にモーターがついていた。船頭さんは座っている。

モーターが付いた屋形船

 ただ、後で手漕ぎの船も通っていったので、両タイプがあるようだ。船頭さんはモーター付きの方が楽だろう。

手漕ぎの屋形船

 堀のすぐ横の遊歩道を少し歩いて、幸円橋という橋のところで上がり、町の方に出た。この通りにはお寺が三軒あった。城下町なので、町全体に寺社は多い。道の脇に赤レンガの建物があった。この建物は何だろうかと思いながら写真を1枚。

赤レンガの建物

 この通りは少し町の中心から外れているようなのので、元の方角に戻る感じで歩いていくと、新町通りという通りにさしかかった。このあたりは昔の建物がなかなかいい感じで保存されている。

新町通り

☆其の二に続く