朝は晴天
朝から初夏らしい晴天になった。夜明けが早い季節なので、6時前に外を歩いても青空が広がっているのがうれしい。朝の散歩は街中から城跡の方へ。青空にはどんな景物も合う気がする。下の写真はNTTの電波塔。
城跡はすっかり緑一色。ヒラドツツジが完全に終わりサツキツツジが少し咲いているくらいだ。城跡の堀に蓮の葉が浮かんでいる。あとひと月もすれば、花が咲きかけるだろうか。
城跡を過ぎたところにある公園も緑一色。冬から春にかけて山茶花、椿、ツツジと赤い色があったが、もう夏景色になっている。
おふさ観音バラ祭り
おふさ観音で、今ちょうど春のバラ祭りをやっているというので、足を運ぶことにした。9時前にバイクで家を出ると、早朝は晴れていたのに曇り空で、初夏の陽気と言う感じはしない。
おふさ観音の駐車場が近くにあるが、少し歩こうと藤原京の駐車場にバイクをとめた。ついでに藤原京も散策。ここは平城宮跡と違ってただ草原が広がっていて、宮跡らしきものは復元された宮殿門の列柱だけ。桜やコスモスの時期は花を見に訪れる人も多いが、今は閑散としている。
藤原京からおふさ観音は歩いて10分くらい。バラ祭りの最中とあって参拝客の姿が多く見られた。おふさ観音は今年の1月に近鉄のハイキング企画で初めて訪れ、その時は提灯祭りだったのだが、今日も境内は提灯でいっぱいになっていた。
バラは鉢植えで、様々な品種のものが色とりどりに咲いていたが、一昨日に霊山寺のバラを見たばかりだったので、バラの花の華やかさに関しては、霊山寺のバラ園に軍配があがるという印象だった。
建物などが前景や背景にあることによって花の美しさがひきたつこともあるが、提灯は赤い色が鮮やかなだけに、それほど花をひきたたせる働きはしていないように思った。
おふさ観音は、見どころが多い寺だが、境内でいろいろな種類のメダカを飼育していることでも知られている。この前訪れた時は真冬で姿を見られなかったのだが、今日は水槽の中に元気に泳いでいた。
最後におふさ観音の賓頭盧様の写真を1枚。身体健康などの御利益があるというので、花を見るだけでなく、手を合わせてしっかりとなでてきたのだった。