東吉野村へ
平日であまり話題もないので、一昨日の続きです。
宇陀松山で予定外の時間をつぶしたので、津風呂湖の方には行かず東吉野村の方を回って帰ることにした。道の駅宇陀路大宇陀から西の方に国道166号線が出ていて、真っすぐ行くと菟田野。そこから道なりにさらに進むと東吉野村に入る。ずっと進むと高見トンネルを抜けて三重県の飯高町に至るのだが、そこまでは行かず手前で北に曲がるとたかすみ温泉がある。このあたりでバイクを置いて小休止。
たかすみ温泉は、ずっと前に来たことがあるが、別に温泉が湧き出ているわけもなく、田舎の小ぢんまりとした入浴施設という感じだった。この日は入らず、ちょっと散策。温泉のすぐ隣に天好園という食事処で宿泊もできる施設があり、下の写真の看板が目立っていた。山の中ということもあり、コロナを経てもうやっていないのではと思ったが、営業は続けているようだった。
猿を発見
この道を真っすぐ進むと、伊勢本街道に出て、そこから榛原回りで山の中を通って帰ろうと思っていたのだが、たかすみ温泉から少し進んだところで道の右の山側に猿がいた。写真を撮ろうとバイクを停めて見ると、猿は1匹ではなく群れでいるようだ。
バイクで山の方を走っていて野生動物を見かけるのはよくあるが、写真を撮ろうとバイクをとめている間にたいてい姿が見えなくなる。だが、この猿たちはちょっと離れていることもあって、あまり逃げない。
猿は20匹以上はいるようだった。これだけたくさんの野生の猿の群れを見るのは初めてだったので、ちょっと感動。
「薬の館」の写真
最後に、一昨日紹介しきれなかった宇陀市歴史文化館「薬の館」の写真を何枚か紹介。1枚目は昔の薬屋の店頭の様子。
2枚目は看板。私は大昔の遺物よりも、どちらかといえばこういった当時の人の匂いが残っているようなものの方に心ひかれる。
次も看板。昔の者は、ひとつひとつに手作り感があって人の心がこもっている感じがする。
最後は、昔の五右衛門風呂。この風呂の命名は石川五右衛門からきているので、考えるとちょっと物騒な名前でもある。