曇り空
土曜日の朝というのに曇り空。なんとか雨は降らずにすむようだがからりと晴れた青空とはいかない。
朝の散歩は城跡から堀端の道というコースを歩いた。堀の蓮の花は、先週より少し開花が進んでいる。そもそも誰が植えたというわけでもないのに自然発生したのだった。去年より増え、堀の中のかなりの範囲に繁殖している。
ある家の前の壁面に橙色の花。去年名前を覚えたノウゼンカズラだ。花が大きく南国風の雰囲気がある。
春に白い花が咲いていた梅の木に実がなっている。誰も採り入れる人がいないのか、熟れた実は地面に落ちている。ちょっともったいない。
公園の横を通ると葉陰でガサガサっという音がして、ヒヨドリの頭が見える。数枚撮ってみたがうまく写ってくれない。こんな感じ。
曽爾高原へ
今日はちょっと山の方に遠出しようと、曽爾高原方面に出かけた。あのあたりは晴天なら眺めがすばらしいのだがしかたない。名阪国道脇の側道から山の方に上り、国道369号線に出るといういつものルート。気温はそれほど上がっていないが、湿度が高いのか空気が湿っている感じがする。
369号線に乗ると一直線なのだが少し寄り道をした。弁財天トンネルの手前で左に曲がると弁財天石楠花の丘という場所があり、1万本の石楠花が咲くという大きな看板が出ている。前を通ったことはあるが入ったことはないのでちょっと寄ってみた。駐車場にバイクをとめると、横に弁天様の像。
そこから少し下りて、石段を上って行くと石楠花の丘。駐車場に車は1台も停まっていなかったが、そのはずで石楠花の季節は4月から5月上旬でとっくに花期が終わっているのだった。
まあせっかく来たので、石段を上って金毘羅神社に手を合わせてきた。来年はゴールデンウィークあたりに来て、1万本の石楠花をこの目で確かめてみようと思った。
石楠花は咲いていなかったが、1本きれいなユリの花が咲いていたので1枚。
石楠花の丘を後にしてそのまま進むと曽爾村に入る。屏風岩、兜岳、鎧岳を左手に見ながら、右に曲がって上ると曽爾高原だが、まず手前の曽爾高原ファームガーデンでちょっとひと息。
土曜日だが、梅雨の時期なので人はそれほど多くない。名物のヤーコンのソフトクリームを買いベンチに座って食べていると、地面をスズメが歩いている。と思ったらホオジロだった。
ファームガーデンを出て少し上ると曽爾高原。ここも人は少なくちらほらといった感じ。以前はいちばん上の方まで歩いて登って一周してきていたのだが、岩を越えたりするところもあるので、今日は山の中腹くらいで戻ってきた。
下の写真は高原の中にあるお亀池。この池を中心とする曽爾高原の湧水群は「平成の名水百選」にも選定されているという。
☆其の二に続く!