朝の紫陽花
週末は雨予報だったが、今日は夕方頃まではなんとか持ちそうだ。ただし夜から明日にかけてはずっと雨だという。まあ。豪雨は困るが、メリハリのある降り方の方がいいかもしれない。
朝の散歩は城跡から堀端の道を通るというコース。紫陽花が家の庭や道路脇の植え込みなど、いろいろなところで咲いている。
庭によく植えられているのは、セイヨウアジサイと呼ばれる装飾花が密生しているものだが、日本古来のガクアジサイも飾り気がなく上品な感じでいい。
紫陽花は色が変わる花として知られているが、青い色か赤い色かは、土の酸性度によって変わるらしい。酸性なら青っぽい花でアルカリ性なら赤っぽい花。リトマス紙と逆なのだ。
公園を歩いていると、ハクセキレイが歩いていた。まだ全身が灰色っぽいので、成長しきっていない鳥なのだろうか。
琵琶湖博物館
今日は琵琶湖畔にある琵琶湖博物館に行った。琵琶湖の南の方の東岸に突き出した烏丸半島まで足を延ばすことになる。今日の主な目的は琵琶湖博物館の向こうにある水生植物公園みずの森で、ちょうど今がスイレンの開花期なのだ。
琵琶湖博物館は、コロナ警戒中は入場制限を行っていて、入場が事前予約制だったが、今日はフリーで入場できた。入場料金はみずの森との共通入場券が890円でこれは安い。私が前に入ったのはかなり以前だったがかなり変わっていた。2015年頃から、6年ほどかけて大幅にリニューアルされたようだ。
1階が水族展示室、いわゆる水族館で、淡水生物の展示では国内最大級だという。下の写真はアフリカのマラウィ湖の魚を集めた水槽。
バイカル湖に棲息する、世界で唯一の淡水にすむというバイカルアザラシというアザラシもいた。
下の写真はナガレヒキガエルというカエルで、これは日本産。
他にも日本や外国の淡水魚の水槽が数多くあった。解説も丁寧につけてあり、分かりやすかった。
2階には大きな展示室が3室あり、A展示室では、琵琶湖の400万年前からの環境の変化を化石や地層の標本やジオラマなどで再現してあった。
B展示室では、縄文時代からの人と自然の関わりについて、人々が琵琶湖とどのようにかかわって生活してきたかという展示、またC展示室では、今の琵琶湖の自然と人間の生活とがどう結びついているかという展示があった。どれもたいへん工夫を凝らしたいい展示だった。
それから、屋外に樹冠トレイルなるものができていた。これは博物館の新たなシンボルとして作られた、建物から琵琶湖に向かう空中遊歩道だ。できてから5年ほどたつようだ。歩いてみると、風が心地よい。
琵琶湖が一望できるが、今日はあいにくの曇り空で、眺めはいまいちだった。下の写真の右の方にかろうじて琵琶湖大橋が見える。