ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

10月の琵琶湖へ ~ 其の一

快適な土曜日

 土曜日はいちばんのびのびできる日なので、天気がいいと特に気分がいい。今日は絶好の秋日和になりそうだ。

 朝から城跡、堀端の道というコースを通って散歩する。城跡にはまた野鳥の数が増えている気がする。柿の実を目当てに来るやつもいるのだろうか。おなじみのシジュウカラ、エナガ、そしてヒヨドリ。

シジュウカラ

たぶんエナガ

 城跡から堀端の道に行く途中に公園がある。横を通るとキンモクセイの匂いが漂っていた。匂いでまず存在に気付くのがこの花。ハナミズキの大きな木があり、葉がすっかり色づいていた。秋に色づく木も、その時期は異なるのだろう。

色づくハナミズキ

琵琶湖へ

 こんな快適な土曜日は今年最後かもしれないということで、ちょっと遠出することにした。行先は琵琶湖の南の方、草津市にある琵琶湖博物館のあたりを目指すことにする。

 空は快晴で、バイクで走っていていちばん心地よい気候だ。この方面に来るときはいつものことだが、アクア琵琶のあたりで休憩を入れる。旧瀬田洗堰近くの風景は、いつ見ても絶景なので写真を撮った。たしか先日来たときは曇天だった。やはり青空の方がいい写真になる。

青空の下の旧瀬田洗堰

 少し休憩した後、瀬田川、そして琵琶湖を左に見て北上。道の名も夕照の道、さざなみ街道としゃれた名前がついている。湖の景色も美しい。ちなみに、琵琶湖の広さは滋賀県の全面積の6分の1。イメージからするともっと大きい気がするので、知らない人に聞くとたいてい3分の1などと答える。下の写真は瀬田の唐橋を過ぎたあたり。ここから少し北上したあたりが瀬田川と琵琶湖の境らしい。

瀬田の唐橋を過ぎたあたりの風景

 やがて琵琶湖博物館のある湖岸に突き出した烏丸半島に到着。今日は博物館には入らず(ネットでの事前予約が要るとのこと)、水生植物公園みずの森に入った。入園すると、すぐにいろいろな花が目を楽しませてくれる。この季節なのにひまわりもあった。白いひまわりが印象的だった。

白いひまわりの花

 ここはスイレンの花が素晴らしいのだが、今は季節外れで外では咲いていなかった。ただ、建物内の温室では常にスイレンの花が見られる環境が整っていて、美しい花が見られた。

薄紅色のスイレンの花

青いスイレンの花

 

 また、建物内では洋ランの花の展示会が、催されていて、室内にランの鉢植えが所狭しと置かれていた。先日の宇治市の植物園ではオモトの展示会をやっていたが、こういった花を趣味とするのもいいかもしれない。

部屋いっぱいのランの花

 建物を出て、園内をぐるりと回った。土曜日でいい天気なので、家族連れなどが多く来園していた。秋の午後のひと時を過ごすにはいい場所だ。琵琶湖を眺めながら風に吹かれて歩いていると心地いい。下の写真は園内の池にあったパラグアイオニバス。これも初めて見た。

パラグアイオニバス

☆続きは其の二で!