1日中雨
天気は雨。半日でも止んでくれると出かけられるのだが、間断なく降っていて止みそうにない。土曜日は、天気さえよければ遠出することが多いのだが、今日は出かけられそうにない。特に話題もないので、昨日の朝の散歩の時の風景と、一昨日信貴山を歩いたときの続きの話でも。
田畑の中の道を歩いていると、自然の色が少しずつ新しくなっているのが分かる。濃いピンクと赤。ツツジと牡丹だろうか。
冬鳥のツグミがまだ草の中を歩いていた。いつまでいるのだろう。こんな時、ブログは備忘録として重宝する。去年のブログを検索すると、ツグミの写真を最後に上げていたのがなんと4月14日、ちょうど1年前の同じ時期だった。
信貴山朝護孫子寺
ここからは一昨日の続き。
高安山の帰りに、信貴山朝護孫子寺にも寄ってきた。さすがに桜は終わっていたが、寺に続く開運橋の手前の信貴山観光ホテルの横あたりに、しだれ桜がまだきれいに咲いていた。
そのあたりは、人通りはいつも少ないのだが、ほんのわずか門前町の雰囲気もあり、土産物の菓子や地元の野菜などを売る店もやっている。
開運橋を渡る。ここは今やバンジージャンプの名所となっている。寺の参道の前でバンジーとは、最初かなり違和感があったのだが、もう慣れてきた。今日は跳んでいる人はいなかった。橋からの眺めはいい。
境内に入り歩いて行くといつもの大寅。この前を通ると、必ず誰かが前に立って写真を撮っている。なぜこの寺のシンボルが虎なのかというと、毘沙門天の御使いが虎であるからだ。どういうわけか、この日はやけに色鮮やかに見えた。時々塗り直しているのだろうか。
朝護孫子寺は、晩秋は紅葉で美しく彩られるが、今の季節はカエデも青葉が美しい。梢の向こうに建物が見える。
毘沙門天の幟が、冬に来た時は赤だったが、紫色になっていた。紫は新緑との対照はいまいちかもしれない。
境内の池の中にアオサギが立っていた。この池には以前は大きな金魚が泳いでいるのが見えたのだが、今日は姿が見えない。ひょっとして食べられたのではと思った。
本堂では何かの御祈祷が行われていたようで、かなり激しい声が響いていた。本堂から見下ろした風景もいい。
この日はかなり歩いて、心地良い疲れの中帰路についた。