6月
今日から月が変わり6月。梅雨の月と言うイメージだが、まだ梅雨入りしていないので初夏の爽やかな気候だ。普段は木曜日が土日以外の休みの日なのだが、今週は明日仕事に出るので、今日が振り替えで休みになる。週の真ん中が休みというのも、気分が変わっていい。
朝食前の6時頃から朝の散歩に出かけた。田畑の中の道を歩くと、苗代ができている。整然と揃っているので市販のものだろうか。こういう景色を見ると、もうすぐ田植えだという実感が湧く。
果実
早春に梅の花が咲いていたあたりを歩くと、実がなっていた。いつの間にかという感じだ。違う場所では、枇杷の実が色づきかけていた。これもいつの間にかという印象。気づかないうちに季節は移り変わっていく。
朝の鳥たち
散歩コースの横に小さな古墳があって、森のようになっている。何気なく上に目をやると、木立にサギが何羽かとまっている。巣があるのだろうか。こういう遠景は、ポケットに入れたデジカメではなかなかクリアに撮れないのだが仕方ない。
信貴山へ
今日は信貴山の頂上に登ってみることにした。信貴山は近いのでブログを始めてから何回か足を運んでいるが、山頂には登っていない。朝護孫子寺の中から行けるので、今までに登ったことはあるが久しぶりである。
バイクで朝護孫子寺の近くまで行き、そこから開運橋を渡って寺の境内に入る。平日ではあるが参拝客が結構いて、いつものように寺のシンボルである大寅が出迎えてくれる。大寅の前で記念撮影をする人がいるのもいつも通り。下の写真は大寅の横にいる2頭の小寅。
ここは聖徳太子ゆかりの由緒ある寺なのだが、広い境内に色々なものがごちゃ混ぜになって存在している印象だ。なぜ寅がシンボルかというと、聖徳太子がこの山で毘沙門天王を感得したのが寅の年、寅の日、寅の刻であったという伝承からだという。先日来た時には境内のポストが寅模様に塗り替えられていたが、そのあたりのあまりお堅くない様子もいい。
山頂を目指す
本堂の少し手前を左に曲がると、虚空蔵堂の横から多宝塔の前に出るが、その横に山頂へ向かう石段の道が延びている。案内板があって、この先600mほど登らなくてはならないようだ。石段には鳥居が立っており、「奉納」の文字と「商売繁盛」「心願成就」などの文字とともに、会社名や奉納した人の名前などが刻まれている。
道のところどころに、下の写真のような小さな社が建てられており、それぞれ賽銭箱も置かれ拝めるようになっている。私の前を歩いていた70歳くらいの男の人は、かなりしっかりとした速い足どりで歩いていたが、社のある場所に来るたびに立ち止まり、しっかりと手を合わせていた。
歩いてかなり足が疲れてきたと思うあたりで山頂が近づいてきた。山頂には空鉢護法堂というお堂がある。ここには難陀龍王が祀られていて、ご利益が得られるらしい。山頂の標高は437mで見晴らしはよい。最後くらいはと思い、山頂のお堂に手を合わせて来た。