立秋過ぎて
立秋過ぎたせいかは分からないが、少しだけ過ごしやすい夜だった。今朝の奈良の最低気温は24℃台で、かろうじて熱帯夜を免れている。たった1,2℃のことだが体は敏感だ。
いつも通り朝の散歩に出かける。空は青空に、白い絵の具を刷毛で薄くはいたような白い雲。少しだけ秋の気配。
生き物たち
裏通りを歩くと、白地に薄茶の猫。この猫は以前はしょっちゅう見ていたのだが、ここのところ姿が見えなかった。右耳がカットされているのでおそらく飼い猫だろうが、人懐っこい猫で、横を通るとニャーニャー鳴いてくる。
貯水池の横を通ると、白い大きなサギがとまっていた。ダイサギだろう。ダイサギとチュウサギはよく似ていて、ネットで調べると見分け方があるようだが、遠いので判然としない。時折水面に顔を近づけているので、魚がいるのだろうか。
貯水池の縁にはカエルが1匹ひなたぼっこをしている。大きなカエルなのでウシガエルだろうか。背中に藻がくっついている。
田んぼの横のフェンスの上にハクセキレイがとまっていた。撮って後で見ると、距離が遠いこともあって、何か加工したわけでもないが、絵に描いたようになっている。これはこれで何となくいい。
最後に、畑のトウガラシ。気づかないうちにいつの間にか赤くなっているが、まだ緑のままの実もある。トウガラシの色は濃い赤で、いかにも辛い感じがする。