ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2022 夏の風景 ⑨

雨模様か

 今日は雨の予報が出ている。空も朝からからりと晴れた青空とはいかない。ただ、夜中の寝苦しさは相変わらずで、どんよりした目覚めだ。

 ここ数日朝の散歩の距離をセーブしていたが、今日は仕事が休みの日なので、少し長めのコースを歩いた。東の空、雲間から朝の太陽が顔をのぞかせている。

雲間から朝の太陽

散歩道の風景

 あまり変わり映えのしない風景だが、日によって小さな変化やちょっとした発見があったりする。いくつか紹介。1枚目は散歩道の脇の草むらに見えた野いちご。緑の中の小さな赤がいいアクセントになっている。

道端の野いちご

 イトトンボが飛んでいた、葉っぱの上にとまったところを1枚、黒い羽に緑の体が美しい。後で写真を見ると、蜘蛛の巣と蜘蛛がかすかに写っている。自然界は危険と隣り合わせなのだ。

イトトンボ

 ハクセキレイが飛んでいたので、撮ろうと思うと飛び立って電線にとまった。しかたないので下からの写真。鳥は下から見るとずいぶん印象が変わる。

電線のハクセキレイ

 続いてカエル2匹。上のカエルは水面からしっかりと体を出している、ツチガエルだろうか。下のカエルは水草に体を潜めている、こちらはウシガエルのようだ。

ツチガエル

ウシガエル

 通りを歩いていると、ある家の前庭に置いてあった鉢植えのサボテンが、白い花をつけていた。きれいだったので思わず撮ってしまった。財津和夫が歌う「サボテンの花」に、「君が育てたサボテンは小さな花をつくった」という歌詞があるが、これは大きな花だ。しかも3つも。普段は花をつける雰囲気がない植物だが、いきなりにゅっと花がつき出してくるという感じだ。

サボテンの花

 最後に、いつも猫がたむろしている場所。今日は4匹。(もう1匹いたが離れていたので、カットした。)集団でいるとちょっと挑発的な目をしているように見えるのは気のせいか。

猫の集団

斑鳩へ

 雨の降るまでに近い所で散策と思い、午前中から斑鳩の方に足を運んだ。夏の斑鳩はそれほど見どころはないかと思ったが、法輪寺から法隆寺に向かう遊歩道脇の畑に真っ赤な風車のような花が咲いていた。これはモミジアオイ。

赤い風車のようなモミジアオイ

 白いモミジアオイも横に咲いていたが、少しインパクトに欠ける。これは赤の方に軍配が上がるだろう。

 雨模様の1日かと思ったが、夕方までに雨はこなかった。ネットで雨雲レーダーを見ると、雨雲は夜に近畿地方を通過するようだ。

白いモミジアオイも