ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

暦は秋だが

立秋

 今日は立秋で、暦の上では秋の始まりだ。秋の気配はまだまだではあるが、昔からこの頃になると、夏という季節もそろそろ終盤に近付いたかという気分になる。

 晴天の中、朝の散歩に出かける。城跡から堀端の道という長めのコースを歩いた。夜中に雨が降ったのだろうか。地面や木の葉は濡れていて、カタツムリが姿を現しているのが見える、

雨後のカタツムリ

 堀端の道から眺める堀の景色も、夏場はあまり変わりがない、寒い季節にカモたちがあふれそうになっていた水面も静かで、周囲の木立からクマゼミの声が響く、

夏の堀の静かな水面

 堀端の道を過ぎたあたりの家の前に、ピンクの花が咲いていた、咲いている場所からして野草だろうが、上品ないい色をしている。フヨウ(芙蓉)の花のようだ。1週間ほど前に馬見丘陵公園で見たムクゲと似ているのだが、花や葉の形から、たぶんフヨウの方だろう。

フヨウ(芙蓉)の花

ファミリー公園

 午前中、ひと歩きしようとファミリー公園に行った。横にあるファミリープールが盛況で、駐車場が満杯になり、隣の浄化センターの駐車場も使っている。一方で、気候のいい時は親子連れでにぎわう公園の芝生広場には誰もいない。

 芝生広場の周りの遊歩道を歩くが、かなり蒸し暑かった。いつもはズズメやムクドリ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラなど小鳥を見かけるが、今日は暑すぎるためか小鳥もあまりいなかった。ただ蝉の声だけが響いている。クマゼミ、アブラゼミに交じってツクツクボウシの声も聞こえる。暑いと蝉も鈍感になるのか、すぐ近くで写真を撮っても逃げない。

ツクツクボウシ

 大きなカメムシがやたらとたくさん木にとまっていた。これは前にも紹介したキマダラカメムシで、外来種である。ここ10年ほどで急に増え出したようだ。作物への被害はないようだが、この虫の増加は地球温暖化とも関係しているらしい。

キマダラカメムシ

 公園で今日は見かけた猫は3匹だった。ここのところかなり暑い日と、ゲリラ豪雨のように雨が降る日があったので、猫にとっては厳しい環境だっただろう。2匹ほど、かなり老いた感じの猫がいるのだが、今日は姿を見せていなかった。サポーターの方々が世話をしておられるようだが、老化には勝てないといったところかもしれない。

これはまだ若い猫

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