ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

初秋の花

日曜の朝

 日曜日の朝。天気はよく、秋らしい朝の目覚め。さすがにここ数日は夜、寝苦しさを感じることがなくなってきた。今朝は昨日観月会があった城跡の方から堀端の道を通って散歩した。堀の蓮の花はまだきれいに咲いている。盛夏の頃に開化のピークという印象があるので、よくがんばっているという印象。

堀に咲く蓮の花

 堀端の道を下りたところに近鉄の踏切がある。コスモスが去年、きれいに咲いていたが、今朝見ると少しピンクの花が咲き始めていた。昨日けいはんな記念公園でも白い彼岸花が見られたが、季節が少しずつ移っているということか。花が揺れる横を近鉄電車が走って行った。

近鉄電車とコスモスの花

大和民俗公園へ

 天気がいいので。大和民俗公園に行った。この公園やファミリー公園、斑鳩方面は家から5㎞圏内にあるので、バイクで出かけて1、2時間散策して昼食前に帰宅できるので、軽く体を動かすのにいい。今日は気温が上がり、ツクツクボウシもかなり鳴いていたので、まだ夏の雰囲気だった。

 路傍の石垣の隙間から白い花が顔を出していた。フヨウかムクゲと思ったが、葉の形が細長い。後で調べるとタカサゴフヨウ(高砂芙蓉)のようだ。一見和風の花のようだが、南米が原産地だという。

タカサゴフヨウ

 それから、下の写真の花が園内のあちらこちらで咲いていた。これはアベリアといい、花期が長く冬以外はだいたい花をつけ、強い花らしい。そうすると今までずっと咲いていたのだろうか。

アベリアの花

 木の周りを蜂が飛び回っていたので、見ると幹にスズメバチが巣を作っていた。巣穴の中から蜂たちが這い出してくる。私は子どもの頃、虫とり少年で雑木林をよく歩き回ったものだが、蜂に刺されたことはない。昔読んだクリスティの短編に「スズメバチの巣」という作品があったことを思い出したが、ストーリーは思い出せない。蜂はやはり怖いので、刺される前に退散した。

スズメバチの巣