ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2022 夏の風景 ⑩

雨の後の朝

 夜中にかなり雨が降ったのだろうか。庭に置いてあるメダカを入れた鉢の水があふれる寸前になっている。危ないところだったと思いながら水を少し捨てる。昨日は早めに寝たので、朝の目覚めが早かった。少し早めに5時半頃から散歩に出かけた。

 近所の猫のたまり場にはトラ猫が2匹。仲良く体を寄せ合っている。平和な朝。

朝の猫たち

 土曜日で仕事が休みなので、田畑の中の道を長めに歩く。畑のトマトが食べごろのように見えるがそのままになっている。形も整っていないので、もうとり入れることはないのだろうか。

食べごろのトマト

 下の写真は今朝見かけたオレンジ色のゴーヤ。完熟したらこんな色になるのか。色合いとしてはきれいなので、わざととらずに置いてあるのかもしれない。

オレンジ色のゴーヤ

 畑と貯水池の間に赤と黄色の花が植えてある。花びらが多く、くっきりと色が目に入る。いかにも丈夫で長持ちと言った感じの花だ。ときどき見る花だが名前を知らなかったので、ネットで調べると、ヒャクニチソウ(百日草)らしい。

百日草

 池の上にはトンボがしきりに飛び交っている。トンボは細い所にとまるのが好きらしい。今日見かけたのはすべてこの色のシオカラトンボだった。

シオカラトンボ

白川溜池

 土曜日は遠出することも多いのだが、ここのところ天気が不安定で、いきなりゲリラ豪雨となっても困る。ネットで雨雲レーダーを見ると豪雨の塊が西から奈良県北部に接近中だったので様子を見ていたのだが、雨雲は私の住む辺りを避けたようで雨は降らなない。近い所で外の空気を吸おうと思い、白川溜池まで行き周辺を歩いた。

白川溜池

 池の周りの木に、ワインレッドの大きな実をつけている木がある。実は触ると固く、鈴なりというわけではなく少ししかなっていない。これは何の木だろうか。

赤い実のなる木

 羽の黒い細いトンボが葉っぱにとまっていた。一昨日朝の散歩中に見かけたイトトンボと同じ種類のように見えるし、少し羽が大きく違う種類にも見える。トンボはなかなか格好のいい昆虫だ。

黒い羽のトンボ

 また名前を知らない花があった。釣鐘型の小さな花を持つ野草で、白くて中が赤い。調べてみたのだが、白い釣鐘型の花はあるが、中が赤い色をしているものを見つけられなかった。

 そう思っていったんあきらめたのだが、画像検索すると、「ヘクソカズラ」という名が出てきた。漢字で書くと「屁糞葛」というあまりお上品でない名前なのだが、葉を傷つけると悪臭を放つことから付いた名とのこと。なかなか個性的な野草なのだった。

ヘクソカズラ