街の変化
今日は日曜日。少し肌寒いがよく晴れた朝となった。早く目覚めたので、6時前から朝の散歩に出かけた。本通りから一本入ったところの、民家がずっと並んでいる通りが散歩コースの一つなのだが、今朝前を通ると一軒の家が取り壊されていた。建具が散乱して、狼藉をきわめたような状態になっている。数日前まではずっと軒先を連ねていたはずなので、ここ2、3日の間のことだろう。私の住む辺りでも、こういった形で家が取り壊されて更地になり、新しい家が建ったり駐車場になったり、また空き地のまま放置されたりといったことがよくあるが、時が経つとそこに家があったことさえ忘れてしまう。
田畑の中の道を歩くと道の脇に赤紫の野草が咲いている。最近咲き出した花のようだ。帰宅して名前を調べる。聞いたことがない名前だが、ゼニアオイというらしい。
ファミリー公園の猫たち
今日は午前中は家でゆっくりと過ごし、午後から近場で少し歩こうと、ファミリー公園に出かけた。この公園は、まほろば健康パークというのが正式名だが、以前の名称のファミリー公園の方がなじみがあるので私はそう呼んでいる。公園には、下の写真のように猫に関する掲示が整理されて貼られていた。要約すると、敷地内にいる猫たちは、サポーターによって繁殖を抑えるための不妊手術を行い、ルールに基づいて餌やり等やっているので、猫を捨てたり勝手に餌をやったりすることは禁止しますとのこと。
芝生広場の周りの遊歩道を歩くと、今日は8匹くらいの猫の姿を見た。今年の初めに、いちばん弱っていた猫がおそらく死んでしまったのは前にも書いたが、他の猫たちはほぼ顔をそろえている。毛並みを見るとかなり年老いた猫もいるようだが、しっかりと世話をされているためか、のんびりと過ごしている。
遊歩道をぐるりと一周していると、あまり見たことのない猫が1匹いた。まだ子猫から大人になったばかりという感じで、明らかに耳もカットされていないので、どこからかやってきた猫か。サポーターの方々も、前からいる猫だけで手いっぱいだろう。野良猫問題は難しい。
公園内は、新緑の色がだんだん濃さを増してきているが、花はツツジの季節が終わり、野草だけになっている。3日前に名前を覚えたばかりのナヨクサフジに、タテハチョウ(キタテハ)がとまっていた。