さわやかな朝
昨日は午後から天気がぐずつき、夜になっても小雨が降ったりやんだりといった具合だったが、今日はよく晴れたさわやかな朝を迎えた。彼岸に入り明日が中日だが、今日墓参りに行くことにする。朝の散歩は、休日にしてはやや距離を抑えて、田畑の中の道を歩いた。冬場には群れになっていたサギも数が減ってきた。貯水池に1羽だけダイサギが立っていたが、写真を撮った次の瞬間に飛び立っていった。
街の中では、家の軒先にツバメの姿が見えた。もうそんな季節になったかという印象。去る鳥がいて、やってくる鳥がいる。
墓参り
墓参りはいつも佐保川沿いの道を歩いて行く。30分くらいの道のりを私は景色を眺めながらぶらぶら歩き、車で行く家の者と霊園で合流することにする。9時半頃家を出た。気温は8℃くらいだが、天気がいいので暖かく感じる。猫が3匹、こちらを眺めていた。春になると猫も活発になるようだ。
佐保川沿いの風景はいつもの通り。浅瀬にカモの群れがたむろしている場所が何か所もあった。前より数が増えているような気がした。ここはカルガモが多い。カルガモは去って行かないので、ここを棲みかとしているのだろう。
そんなことを考えながら墓に着きお参り。墓の周りを掃除し、花を供え、線香をあげ手を合わせる。年に4回の営みだ。
大和民俗公園へ
午後からは大和民俗公園に行って歩いた。1か月ぶりだったが、前に咲いていなかった花が咲いており、春の到来を感じた。2月に少し咲きかけていた菜の花畑は黄色の花でいっぱいになり、公園内の各所にあるハクモクレンが白いつぼみをつけ、少し開きかけている花もあった。
梅はもう終わっているかと思ったが、まだ散り始めくらいの感じで、紅白の花が入り乱れるようにして咲いていた。梅は桜に比べて観賞していられる期間が長い。満開の時よりも、咲き始めや少し散った時の方がいいようにも思う。
公園内には、県内の古民家が移築されている場所が何か所かあるが、その中の一軒の前に真っ赤な花が咲いていた。ボケの花だ。この前に来園したときはまだ咲いていなかった。これも春の花である。
今日の大和民俗公園は、春の花の彩りが目についた。