のんびりした朝
今日は火曜日で仕事が休みの日。明日が祝日で連休になるので、さらにのんびりとした気分になる。7時40分頃から朝の散歩に出かけた。少し冷え込むかとの予報もあったがそれほどでもない。田畑の中の道を歩くが、空はよく晴れていて、早春という雰囲気である。青空を背景に、新芽が見える木の枝に小鳥がとまっている。後ろ姿だが、腹の橙色からジョウビタキだろうか。ジョウビタキは野鳥の中では写真を撮りやすい。人間に対する警戒心が比較的薄い鳥のようだ。
けいはんな記念公園へ
梅の花が好きなので、この季節は毎年よく梅を見に出かける。奈良県の三大梅林は月ヶ瀬梅林、賀名生梅林、広橋梅林の三つなのだが、これらはみんな山の方にあるので開花は遅い。去年賀名生梅林に行ったのが3月7日で、ちょうど見頃だった。
今日はけいはんな記念公園に出かけることにする。3週間前にかなり咲きかけていたので、今週あたりを逃すと見頃を過ぎてしまうという感もある。まず、水景園に入ってすぐの所に何本か梅の木があり、紅梅も白梅もきれいに咲いていた。紅梅にも種類があるのか、下の写真の花は赤い色が濃い。青空によく映えていた。
写真展
水景園のギャラリーでは、写真展をやっていた。「公園と写真家でつくるグループ展」とのことで、佐藤聡さんと裏野三雄さんの二人展であった。佐藤さんの作品は、この水景園の水面の情景を芸術的に撮ったものが中心で、裏野さんの作品は、花に集まる虫たちを撮ったものが展示されていた。私は昔から昆虫が好きな人間なので、裏野さんの写真がなかなかおもしろかった。
写真展を見た後、いつものように園内の遊歩道を一周した。どこかの小学校が、自然観察体験のような行事で来ていた。池にはマガモ、カルガモ、オオバンなどが泳いでいる。今日は気分を変えて、池の周囲から上に登る散策路を歩いてみた。木立から鳥の声が聞こえる。
梅林
水景園を出て少し歩いたところに小さな梅林がある。紅梅、白梅がバランスよく植えてあり、ちょうど見頃だった。下の写真の白梅は、まだつぼみの花もあり七分咲きといったところだが、これくらいの咲き加減がいい。
その下の写真は、少し離れて紅白の梅の木を撮ってみたものだが、こういう構図で見ると、梅の花の美しさは伝わらない気がする。このあたりが桜との違いか。私は桜はあまり好きではないのだが。
気分を変えて
天気がよく時間も早かったので、すぐ帰るのはもったいない。ここから西に進んで、生駒のくろんど池の方に回るのが私の定番コースなのだが、今日は気分を変えて、反対の方角、井手町の方に出てみた。JRの玉水駅の南に玉川という細い川が流れている。川自体はとりたててきれいでもないが、両岸は桜並木が続いていて、桜の季節にはかなりの人出がありそうだ。しかし今日は散歩する人もいない。川べりをのんびりと歩いてきた。