ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2月の猫たちと鳥たち

朝の猫たち

 今日は祝日で休み。天皇誕生日はもちろん令和になってからの祝日なのだが、春を前にしたこの時期にひとつ休みが入るのはいい。

 今日は街の中から堀端を回って歩いた。散歩コースの道端に、シートが破れた原付バイクがずっと置いてある家があり、暖かい気候の時はよくキジトラ猫が気持ちよさそうに上に座っていたのだが、冬になってから姿を現さなくなった。それが今朝は姿を見ることができた。「久しぶり!」と声をかけてやりたくなった。

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久しぶり

 私が勝手に親分猫の座と思っている高い場所にはいつもの黒猫が座っている。今日見ると、腹のあたりに少し白い毛が見える。人間と同じように、年老いると猫にも白髪ができるのだろうか。

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いつもの黒猫

朝の鳥たち

 街を抜けて堀端の道の方に向かって歩く。やや大きめの鳥が塀の上に止まっていた。腹が茶色く、背中が青い。これは前に大仏鉄道巡りのときに見たイソヒヨドリだろうか。

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イソヒヨドリか

 堀端の道を歩くと、また堀の様相は数日前とは少し変化していた。ここのところ数が増えていたシラサギ(ダイサギ)とカワウが今朝は一羽もいなかった。カイツブリの姿もなく、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オオバンが泳いでいる。鳥たちの居場所はいくつもあるのだろう。空を飛べるということはやはり強力な武器である。オオバンはここでは数が少ないが、いつもヒドリガモの中に交じって泳いでいる。相性がいいのだろう。

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ヒドリガモの中に交じって泳ぐオオバン

ファミリー公園へ

 午前中にファミリー公園に行ってみた。太陽の光はすでに春だが、気温が低く風があるのでまだ少し肌寒い。常連の猫たちはほぼ顔をそろえていた。ボランティアの方々が保護猫として、雨露をしのぐ猫小屋や飲食の世話をしておられるので、のどかに生活している。

 あの元気のない猫がいるのではないかと一縷の望みをかけていたが、やはり姿はなかった。このブログでも1月3日が最後である。やはりいちばん寒い時期は越せなかったか。冥福を祈りたい。

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水を飲んでいる猫

ファミリー公園の鳥たち

 林間の道を歩いていると、鳥の声がしきりに聞こえる。姿を見たら撮ろうと思うのだがカメラを構えると逃げてしまう。私の使っているカメラはキャノンのIXY650という2万円くらいのコンパクトデジカメで、これをポケットに入れ、ブログの写真もYouTubeの動画も、その他のスナップ写真もすべてまかなっている。スマホで写真を撮るのが苦手なのだが、これはたいへん使いやすくて重宝している。ただ、野鳥を撮るとなると、写真のできばえもそうだが、とらえられる距離まで近づくと逃げられるという難点がある。なんとか撮れたものを2枚。上はシジュウカラだろうか。下はエナガ。

 午後からは大和郡山城ホールで、桂米朝一門会という落語会を聴きに出かけたのだが、その様子はまた明日にでも。

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シジュウカラ?

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エナガ