ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

倉橋溜池へ

おだやかな朝

 今日は火曜日で仕事が休みの日。7時40分ごろから、街の中は通らず田畑や貯水池が続くコースをぐるりと回って散歩した。晴天で風もなく、早春と言ってもよいくらいの気候である。目に付くのは、シラサギ、アオサギ、カルガモ、オオバン、ハクセキレイなど、いつもの常連の生き物たち。

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池の端にいるハクセキレイ

 下の写真は貯水池の柵の上にサギたちが列を作って並んでいるところだが、シラサギの中にアオサギが交じってとまっている。羽の色が違っていても仲間外れにはならないようだ。

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羽の色が違っても仲間

 道の脇に、ミカンの木があり大きな実がなっている。食べごろに見えるが、なかなか収穫されないで、結構前からこの状態でなっている。木から落ちて、道に転がっている実もあった。

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おいしそうなミカン

倉橋溜池へ

 今日は気温が12℃くらいまで上がるという予報が出ていたので、バイクで少し遠くまで出かけてみた。行ったのは倉橋溜池。桜井市にある大きな溜池で、奈良県の四大溜池の一つとされているらしい。ちなみに残りの三つは高山溜池、白川溜池、斑鳩溜池である。奈良県の四大溜池など、さすがにどんなクイズ王でも知らないだろう。(奈良県民でもたぶんほとんど知らない)

 国道166号線の大宇陀方面に向かう坂を上り、途中で右に曲がると倉橋溜池が見えてくる。高い場所にあるので、少し寒い。ここは初めてではないが、冬季にやってきたことはなかった。池の周りには散策路があり、1周すると4㎞くらいになるので、ちょうどいい運動になる。

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倉橋溜池

散策路を歩く

 池の周囲が入り組んだ形をしているので、散策路も曲がりくねっている。道の池と反対側は森になっており、木が茂っている。1周する間に、私と同じように歩いている人に3人ほど出会った。2月のこんな平日にヒマな人もいるものだが、向こうもそう思っているのだろう。

 広大な池なのだが、水鳥はほとんどいない。池の真ん中あたりに、種類は分からないが点々と、数えられるくらい浮かんでいるのが見えるだけだ。池の水質や食べ物のことなど、何かしら要因があるのか。

エナガ

 野鳥の森広場という場所があったが、鳥が集まってきているわけでもない。別の場所で、枯草の中に下の写真の鳥が何羽か飛び回っていた。スズメより小さいくらいの大きさで、腹が白く、黒い背中に茶色が少し入り尾羽が長い。近くから写真を撮ろうと思ったが、これくらいが精いっぱいだった。

 帰宅してから調べて見ると、エナガという鳥だと分かった。大きさでいうと日本で2番目に小さい鳥らしい。また知識が一つ増えたのが今日の収穫。 

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エナガ