花鳥風月
今日は木曜日で仕事が休みの日。出勤日が月火水金なので、週の後半が休みが多い地帯という感じになる。休みの日のいつものペースで、7時過ぎてから朝の散歩に出かける。貯水池の多い散歩コースを歩いた。
花鳥風月という言葉があるように、日本では、昔から自然界の美しいものといえば花と鳥ときまっていて、獣や虫はあまり取り上げられない。蝶を読んだ和歌などもわずかしかないのは不思議なことだが、感じ方が今とは違っていたのだろう。もっとも、このブログに上げる写真も、自然のものはたいてい花と鳥だ。というわけで、散歩中に目にとまったものを紹介。
まずは花。貯水池の横に1本だけ山茶花の木があり、そこだけ赤く華やかに彩られていたのだが、そろそろ花期も終わりに近づいてきた。
一方で、散歩コースの家の塀の上から顔を出している椿の花が、そろそろ咲き出してきた。椿の開花は品種によっても違うが、早春のイメージがある。
このコースを歩くと、冬場は目にする鳥の数が多い。今日は十種類くらいの鳥を見た。珍しい鳥はいないがいくつか紹介。
1枚目は電線にとまっている2羽のコサギ。仲良さそうにしている。
2枚目は、西の方の矢田丘陵の山を背景に、鉄杭の上にとまっているツグミ。冬鳥だが、特に1月になってから見かける数が増えてきたように思う。
3枚目はバン。貯水池のひとつにオオバンとバンがいる池があり、オオバンは横を通っても、あつかましく悠然と泳いでいるが、バンはすぐ姿を隠してしまうのでデジカメの射程圏内に入ってくれない。したがって写りが悪いがご容赦を。
斑鳩へ
今日はバイクでひと走りの斑鳩の方に出かけた。このあたりはいつ来ても、のんびりと散策できるので、月に一回くらいは来ることになる。いつも通り法輪寺の駐車場にバイクを置いて、斑鳩溜池方面に向かう。
池の周りの散策路は2年ほど前にきれいに舗装されて歩きやすくなった。下の写真の場所は、右がゴルフ場で左が池。横をジャージ姿の女性が走り抜けて行った。
溜池の周りを一周。広い池に水鳥が泳いでいる。マガモの群れ、カルガモ、カワウ、それから池の中央あたりに白っぽい水鳥。
法輪寺の方に戻り、法隆寺のあたりまで歩いた。途中の歩道脇の畑には、魂がこもったような案山子。見るたびによくできていると感心する。
秋にはかなり修学旅行生らしい団体も来ていたが、2月の平日ということで、法隆寺周辺には、参拝客の姿は少なかった。あたりを少し散策して、法輪寺のところまで戻った。1時間半ほど歩いて歩数計が約1万歩。奈良はぶらりと歩くにはいい場所が多いことを、今更だが実感した。