朝の散歩風景
今日は休みの日なので、7時半頃からゆっくりと朝の散歩をした。気温はそう低くないが、空は一面雲に覆われている。堀端の道を歩くとカモの数は4日前に見た時と同じくらいで多くない。そのとき群れていたシラサギやカワウの姿も見当たらない。生き物の住む環境は、一日一日人の目には分からない変化があるのだろう。
ハシビロガモの小さな群が、いつものように水中の餌を採るために嘴を水につけてぐるぐる回っていた。動きが面白いので、動画に撮ってみた。(いちばん下にYouTubeのアドレス載せてあるのでよかったらどうぞ。)
公園から街の中を歩くと、クロガネモチの実が赤く鮮やかに空間を彩っている。秋の赤い実をつける木の中でも、冬には実が落ちたり葉が散ったりするものが多いが、この木は年が明けてもまったく外見が変わらない。環境の変化にも強いようだ。
田畑の中の道を歩くと、一昨日のブログで紹介したミカンの木から実が消えていた。収穫が終わったのだろう。実があるのとないのとでは、木の印象は一変する。(よかったら一昨日のブログをごらんください。)景観のために植えているのではないだろうからしかたないが、またひとつ散歩中の風景から彩りが消えた。
コロナ慣れ?
奈良県では、コロナワクチンを接種してLINEで応募すると3千円の飲食クーポンが当たるという、「ワクチン接種で安心飲食キャンペーン」というものをやっていて、私も年末にクーポンが当たっていた。利用期間が1月末までというので、今日の昼食は家の者と、クーポンを使って外食した。土曜の昼で店は満員で、以前のように席の間隔をあけたりといったこともない。さすがにマスク着用と店の入口での検温、手の消毒は行われていたが、客もみんなコロナ慣れした雰囲気があった。
大和民俗公園へ
午後は大和民俗公園で散策。山茶花の花が咲いており、黄緑色の鳥が何匹か飛び回っている。メジロのようだ。撮ろうと思いカメラを向けた瞬間に飛び去ってしまう。なんとか葉の間に姿の一部が見えているのが下の写真。どこにいるか分かるだろうか?
山茶花は盛りを少し過ぎた感じだったが、その後ろにこれから花を咲かせるといった木があり、山茶花と少し趣が違うが椿にしては葉がぎざぎざしている。寒椿だろうか。寒椿は山茶花と椿の交配種で、山茶花と同じで1枚ずつ花びらが散るという。花を見分けるのも難しい。
大和民俗公園には梅林があって、春が近づくときれいな花を咲かせる。今日見ると、大半はまだつぼみにもならず、枝の先が少し色づいている程度だったが、一本だけつぼみがふくらみかけた木があった。春の兆し。
ハシビロガモの動画です。