朝の猫
10月もあと2日。朝起きた時は寒さを感じるが、外を散歩していると体が暖まってちょうどいい感じになる。今日は土曜日なので少し遅めに家を出て、ゆっくりと歩いた。堀端を歩くと、またカルガモの数が増え、夏場にいた白いサギは1羽もいない。帰ってから気になってまたネットで調べると、白いサギの中でもダイサギとコサギは1年中見られるが、チュウサギは夏鳥なので秋には日本を去っていくらしい。とすると、あれはチュウサギであったのか。
散歩コースに、シートが破れたバイクが停まっている家があり、上に猫がよく気持ちよさそうに座っている。いつもはキジトラ猫だったのが、今朝は白黒のネコだった。猫にも縄張りはあるだろうから、何かが起きたのだろうかなどと推測する。
信楽に
天候も良かったので少し遠出をしようと50㏄バイクで外出。信楽に行くことにした。5月18日に行っているが、初夏と秋では趣が違うだろうし、冬は冷え込む土地なので、今のうちにという気持ちもあった。奈良から行くルートは何通りかあるが、加茂から和束町を抜けて行くのが交通量も少なく、自然も楽しめていい。天気がよいので、ツーリングを楽しむ集団とよく出会う。大、中型バイク、自転車のどちらかで、原付で走っているのは私くらいである。
信楽に着いたら、駅前の駐輪所にバイクを置き、町を散策。前回と同様、陶芸村にもまた寄った。下の写真は紫香楽一宮新宮神社の狛犬。狛犬まで陶器でできているとは、さすがは信楽。
信楽陶芸の森
陶芸村に寄った後、陶芸の森に行ったのも五月と同じだが、季節が変わると自然の景観も変化していた。信楽は冷え込む土地なのでそろそろ紅葉が始まっているかと予想していたのだが、その通りだった。下の写真のように、完全に赤くなった木もあり、青空に美しく映えていた。
屋外展示場である「星の広場」にある陶芸のオブジェの中から、1作品紹介。私がいちばん気に入った作品は5月のブログで写真を上げたので、違う作品を。作品名は、オブジェの前の立札に「情景」とあった。
「陶芸の森」の中に、信楽産業展示館という施設があるのだが、今日はそこで「岡本太郎と信楽展」という催しをやっていた。岡本太郎と信楽に関わる資料とともに「岡本太郎へのオマージュ」と題して、その作品の制作にかかわった陶芸作家たちのの作品が展示してあった。入場料無料で、知らずに訪れて偶然こういった催しに出会うと、たいへん得をした気分になる。係の方に聞くと写真撮影やブログに上げることも可ということだったので、気に入った作品をいくつか撮った。今日はいかにも岡本太郎へのオマージュといったものを一点紹介。残りはまた来週の平日にでも。