ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

猫の物語とセイタカアワダチソウ

猫の物語~続々編

 月曜日の朝、いつものように朝食前の散策。6時過ぎから外に出る。季節は深まり夜明けも遅くなってきたが、まだもう少しの間は写真を撮りながら歩けそうである。

 さて、今朝のトピックスは猫の話の続き。公園によくいる黒猫と灰色の猫が、紆余曲折を経ながら、少し距離はあるものの一緒にいたことは、一昨日のブログで書いたが、今朝は春先のように仲良く寄り添って並んで座っていた。気のせいか、猫たちの表情も穏やかに見える。なかなかいいツーショット写真が撮れた。猫たちにプレゼントしたいくらいである。

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二匹仲良く

セイタカアワダチソウ

 さて、ここ一週間ほど、朝の散歩や休日の外出の際に目に付き出したのが、セイタカアワダチソウだ。一応秋の花ということになるのだろうが、空き地などに群生し、繁殖力が強いことから、雑草というイメージがたいへん強い花である。私が小さい頃は、キリンソウと呼んだりしていたが、これは誤りで、キリンソウは黄色い花だが別にちゃんと存在するとのこと。これは最近知った。

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セイタカアワダチソウ

 もともとは北アメリカ原産の外来種で、日本に持ち込まれたのは明治時代末期だそうだ。草花に限らず、在来種より外来種が強いのは世の常だが、生き物の場合はアカミミガメ、アメリカザリガニ、ブラックバスなど水の生き物に多い気がする。

 セイタカアワダチソウの繁殖がいちばん盛んだったのは昭和40年代らしい。ちょうど私の小学生時代で、空き地と言う空き地に繁茂していたように思う。ただ、平成に入るころから繁殖の勢いはやや衰えてきたという。

 一昨日曽爾方面に行ったとき、バイクで走っていると、セイタカアワダチソウの生えている場所にススキも生えていることが多いことに気づいた。今の季節、この二つの草の勢力争いが色々なところで繰り広げられているようだ。ススキは日本の在来種だが、なかなか負けてはいないのである。

 今日のブログはセイタカアワダチソウの話で終わり。

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ススキとセイタカアワダチソウの勢力争い