ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2024 梅を見る ~ 玉手山公園

今日も暖冬

 今週に入ってから暖かい日が続き、昨日少し冬らしくなったかと思ったが、最高気温は13℃くらいあったので、2月の気候ではない。まあ寒さが苦手な私としてはありがたい。

 今日は7時半頃から朝の散歩。もう池に氷も張っていないし、霜も降りていない。線路の近くの貯水池の脇に黒い水鳥が数羽。クチバシの色ははっきりと赤くはないのだが、大きさや羽の感じから、おそらくオオバンではなくてバンだ。この池には冬場だけでなく年中棲んでいるようだが、臆病で、人の気配を察すると草むらに逃げ込むのだった。

バンの群れ

玉手山公園

 土曜日で、気温も15℃くらいまで上がりそうなので、梅を見に行くことにした。去年行っていないところをと思い、今日は玉手山公園の梅林に足を運んだ。玉手山公園のある柏原市は大阪府だが、奈良県と接しているので。バイクで王寺から国道25号線を6㎞ほど走ると着く。

 南入口の外の駐輪スペースにバイクを停め、中に入る。ここは元々、玉手山遊園地という明治に開園された西日本最古の遊園地だったが、1998年に閉園となり、その跡地が公園となっている。またここは古くは大阪夏の陣の時、戦場となった場所で、後藤又兵衛の石碑があったりする。

後藤又兵衛の碑

 かなり高い場所にあるので眺めがいい。展望台から大阪の街の方を見ると、手前に木々が茂り盛り上がった場所がいくつかあるが、これは古墳で、このあたりは百舌鳥・古市古墳群といって近年世界遺産にも指定されている。

展望台から古墳が見える

 公園内には、玉手山公園がまだ遊園地であった頃の掲示物などが保存され、展示されている。こういう昭和のノスタルジックなものはなかなかいい。

遊園地時代の名残

梅林

 目的地の梅林の方に歩く。アップダウンの多い園内で、いちば高い場所にある南入口から、梅林は少し下ったところにある。林間の遊歩道を少し歩くと梅林があった。斜面になった場所に、紅梅、白梅含めてかなりの本数の梅の花が咲いている。七分咲きから満開に近いくらいの感じだった。私が梅林に着いたのが10時半頃で、私以外誰もいなかったのだが、その後からちらほらと人の訪れがあった。

玉手山公園の梅林

 一昨日の梅馬見丘陵公園のように、紅梅と白梅がバランスよく咲き、紅梅にも色の濃さの変化があって目を楽しませてくれる。

色の違いが目を楽しませる

 朝のうち曇り空だったのが、ちょうど公園に着いた頃から青空が見えてきた。白梅はやはり青空の方がいい。

白梅が青い空に映える

 梅林は2つに分かれていて、下の方のスペースでは紅梅でも、色の薄めの花が多く咲いている。いい梅林だった。

 玉手山公園を出た時、まだ昼前だったので、すぐ近くの道明寺の天満宮に寄ることにした。

白梅と淡紅色の梅

☆明日に続く!