曇り空
週初めくらいの予報では、今日は晴天で春の陽気ということだったが、天気の崩れが1日早く来たのか、朝から曇り空で小雨も降りそうな天気になっている。
休みの日のパターンで、7時過ぎから散歩に出かけた。目に映った風景をいくつか。貯水池に立っていたダイサギ。冬場によく見かける情景。
ある家の塀の上から椿の花が顔をのぞかせている。大輪の椿はやはり品がある。ピントがしっかり合っていなかったのが残念。
昨日は朝、かなり冷え込んで氷点下2℃まで下がった。霜が真っ白におりて池には氷がびっしり張っていた。これくらいの朝の冷え込みはこの冬最後かもしれない。霜のおりた田んぼの向こうを近鉄電車が走る。
大阪城公園の梅林
今日は、大阪城梅林に梅を見に行った。この梅林は昭和49年に開園とのことで、104品種1235本が植えてある。梅は1月から咲いている早咲きの品種から、2月終わりにそろそろという遅咲きのものまであるので、すべてが咲きそろっている時期はない。今日が気温も高く天気もいいという予報だったので、前から予定していた。あいにくの曇り空だが、行ける時に行っておこうと思い、足を運んでみた。
JR大和路線から天王寺で環状線に乗り換え、森ノ宮で下車。大阪城公園は人が多い。ランニングコースにもなっているのか、やたらと走っている人が目立った。
梅林の中ではないが、外堀の横の道路のところに1本、立派なしだれ梅が咲いている。下で写真を撮っている人もいた。
梅林は、青屋門から入って東外堀と内堀の間にある。今は早咲きの梅がまだ残り、中咲き品種が見頃といったところだろうか。1月末に強い寒波があったためか、今年は少し開花が遅めのようだ。木の本数では奈良の三大梅林などの方が多いだろうが、やはり種類が多く、色が華やかだ。
梅の木には、名札がついて品種名が分かるようになっている。係の方が案内のパンフレットも配っていた。これだけの梅を入場無料で公開というのはすばらしい。
それでは、下手くそな写真だが、いくつか紹介。梅の花といえば紅梅と白梅だが、紅梅にも紅色という感じの濃い赤と、ピンク色のものがある。紅色のものを2種類。上が「鹿児島紅」、下が「緋の司」。
次は少し色の薄いピンク色の花。「道知辺」という名前のようだ。
白梅も品種によって色合いや花の形の違いがある。上は「八重海棠」。白梅だが花の中に赤が見える。
最後が「緑萼」。これは白梅でも、中が緑なので、涼しげな感じがする。
こんな感じで梅林の中を歩いたが、やはり曇天だったのが残念。青空の下で見たら、もっときれいに見えたのにと思ったのだった。