ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2023 梅を見る ~ 大阪城公園

曇り空

 週初めくらいの予報では、今日は晴天で春の陽気ということだったが、天気の崩れが1日早く来たのか、朝から曇り空で小雨も降りそうな天気になっている。

 休みの日のパターンで、7時過ぎから散歩に出かけた。目に映った風景をいくつか。貯水池に立っていたダイサギ。冬場によく見かける情景。

貯水池のダイサギ

 ある家の塀の上から椿の花が顔をのぞかせている。大輪の椿はやはり品がある。ピントがしっかり合っていなかったのが残念。

赤い椿

 昨日は朝、かなり冷え込んで氷点下2℃まで下がった。霜が真っ白におりて池には氷がびっしり張っていた。これくらいの朝の冷え込みはこの冬最後かもしれない。霜のおりた田んぼの向こうを近鉄電車が走る。

霜の降りた田んぼ

大阪城公園の梅林

 今日は、大阪城梅林に梅を見に行った。この梅林は昭和49年に開園とのことで、104品種1235本が植えてある。梅は1月から咲いている早咲きの品種から、2月終わりにそろそろという遅咲きのものまであるので、すべてが咲きそろっている時期はない。今日が気温も高く天気もいいという予報だったので、前から予定していた。あいにくの曇り空だが、行ける時に行っておこうと思い、足を運んでみた。

 JR大和路線から天王寺で環状線に乗り換え、森ノ宮で下車。大阪城公園は人が多い。ランニングコースにもなっているのか、やたらと走っている人が目立った。

曇り空の大阪城公園

 梅林の中ではないが、外堀の横の道路のところに1本、立派なしだれ梅が咲いている。下で写真を撮っている人もいた。

みごとなしだれ梅

 梅林は、青屋門から入って東外堀と内堀の間にある。今は早咲きの梅がまだ残り、中咲き品種が見頃といったところだろうか。1月末に強い寒波があったためか、今年は少し開花が遅めのようだ。木の本数では奈良の三大梅林などの方が多いだろうが、やはり種類が多く、色が華やかだ。

色とりどりの梅が

 梅の木には、名札がついて品種名が分かるようになっている。係の方が案内のパンフレットも配っていた。これだけの梅を入場無料で公開というのはすばらしい。

梅林の向こうに大阪城

 それでは、下手くそな写真だが、いくつか紹介。梅の花といえば紅梅と白梅だが、紅梅にも紅色という感じの濃い赤と、ピンク色のものがある。紅色のものを2種類。上が「鹿児島紅」、下が「緋の司」。

鹿児島紅

緋の司

 次は少し色の薄いピンク色の花。「道知辺」という名前のようだ。

道知辺

 白梅も品種によって色合いや花の形の違いがある。上は「八重海棠」。白梅だが花の中に赤が見える。

八重海棠

 最後が「緑萼」。これは白梅でも、中が緑なので、涼しげな感じがする。

 こんな感じで梅林の中を歩いたが、やはり曇天だったのが残念。青空の下で見たら、もっときれいに見えたのにと思ったのだった。

緑萼