ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2023 梅を見る ~ 近つ飛鳥風土記の丘

春の陽気から曇り空へ

 3月になった。昨日は奈良も20℃近くまで上がり、いっぺんに春の陽気という感じだった。仕事に出る前の朝の散歩も、青空の中を歩いているだけで気持ちがいい。

3月になり朝の景色も春に

 貯水池の真ん中の台のようなところに、黒い水鳥が2羽。この池にはオオバンとバンがいて、バンは横を通るとすぐに草むらに逃げていくのだが、これは大きさから、バンだろうか。

池の中のバン

 今日は仕事休みの日。昨日の夜から天気が崩れ出し夜中は雨が降ったようだ。朝になっても雨は残っており、7時過ぎてからやっとやんだ。今朝は曇り空の中の散歩となった。目に入ったものをいくつか。

 池の横に座っている白茶の猫。近くの飼い猫だろう。かわいがられてるのか、穏やかな顔をしている。

池の横の猫

 道の脇の結構大きな梅の木が、満開になっている。すぐ向こうにJRの踏切。メジロが何羽も花を求めて梢にとまっている。

梅にメジロ

 畑の中に1本だけ立っている山茶花の木。早くから咲いていて、花期が過ぎて色あせているのだが、まだ花をつけている。息の長い、悪く言えばしぶとい花。

息の長い花

近つ飛鳥風土記の丘へ

 今日は梅を見に、近つ飛鳥風土記の丘に行った。ここはやや開花が遅めなので3月に入ってから行こうと思い、前から今日足を運ぶ心づもりをしていたのだが、あいにくの曇り空で気温も低い。昨日と今日の気候が入れ替わっていたら良かったのにと思うが、こればかりはどうしようもない。バイクで王寺から香芝の方に出て、そこから県境を越えて、太子町の方に向かう。

 風土記の丘は、大阪府立近つ飛鳥博物館に隣接する場所にある。この博物館の建物は建築家の安藤忠雄氏によって設計された建物で、上空から見ると前方後円墳の形をしているらしい。個人的には、コンクリートの殺風景な外観に見え、あまりありがたみが分からない。

近つ飛鳥博物館の外観

 現地に着くとやはり気温が低い。気温が上がらないという予想だったのだが12℃くらいにはなると言っていたので、まあこのくらいならいいかと思っていたのだがスマホで確認すると8℃。これは寒いはずだ。梅林の方に歩きかけると小雨が降ってきたので、少し博物館の中に入って見学してきた。40分くらい中で過ごして出ると、なんとか雨もやんでいたので、梅林を一周。しだれ梅がきれいに咲いていた。

しだれ梅

 散策路があって、その周囲に紅梅、白梅。品種もいくつかあるようで、名前を書いた札が付けてあった。梅を見に来ている人もいた。気温が低く曇り空だったため、花も寒そうに見えた。

散策路の周りに紅白の梅の花

 大阪城公園でも見た、濃い赤の鹿児島紅という品種の梅もあった。曇り空だったが、この赤い色はくっきりと目に映る。

鹿児島紅

 梅はたいへん好きな花なのだが、特にこういう曇りの日に写真に撮ってみると、あまりきれいに写っていないのが残念。今日は天気がよかったら、ついでに道明寺の天満宮の梅も見に行こうかと思っていたのだが、あまり寒いので、近くにあるスーパー銭湯に行って温もって帰ってきたのだった。

最後に一枚